こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。
今回は、年会費$95のトラベルカード、Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureについて徹底比較します。
「どちらを選ぶべき?」「還元率の違いは?」「ポイントプログラムはどちらが有利?」「旅行特典はどちらが充実している?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際に両方のカードを保有し、米国在住者としての実体験と公式情報に基づいて、それぞれのカードの真の価値と選び方を詳しく解説していきます。
本記事は、Chase公式サイト、Capital One公式サイトおよびTerms & Conditionsに基づき、実際の利用体験を交えて執筆しています。
2つのカードの基本情報比較
まず、Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureの基本情報を比較表で確認しましょう。
| 比較項目 | Chase Sapphire Preferred | Capital One Venture |
|---|---|---|
| 発行会社 | JPMorgan Chase | Capital One |
| ブランド | Visa | Visa |
| 年会費 | $95 | $95 |
| 家族カード(追加カード) | 無料 | 無料 |
| 審査・必要クレジットスコア | FICO 720以上が目安 | FICO 670以上が目安 |
| 入会ボーナス | 3か月以内に$5,000利用で75,000ポイント | 3か月以内に$4,000利用で75,000マイル |
| 基本還元率 | 1ポイント/$1(1倍) | 2マイル/$1(2倍) |
| ボーナスカテゴリ | 旅行・レストラン3倍、その他旅行2倍 | Capital One Travel経由のホテル・レンタカー5倍 |
| 年間トラベルクレジット | $50(Chase Travel経由) | なし |
| Global Entry無料申請 | なし | あり($100相当) |
| ラウンジアクセス | なし | Capital One Lounges年2回無料 |
| 海外取引手数料 | なし | なし |
| 5/24ルール | 対象 | 対象外 |
両方のカードとも年会費$95で、入会ボーナスも75,000ポイント/マイルと同等ですが、還元率や特典に大きな違いがあります。
この違いを理解することで、Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureのどちらが自分に合っているかを判断できます。
ポイント還元率の徹底比較
ポイント還元率は、カード選びにおいて最も重要な要素の一つです。
Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureの還元率を詳しく比較してみましょう。
Chase Sapphire Preferredの還元率
Chase Sapphire Preferredの還元率は、以下の通りです。
- Chase Travel経由の旅行予約:5ポイント/$1(5倍)
- レストラン・カフェ・バー(世界中):3ポイント/$1(3倍)
- オンライン食料品配達:3ポイント/$1(3倍)
- ストリーミングサービス:3ポイント/$1(3倍)
- その他の旅行:2ポイント/$1(2倍)
- その他すべての購入:1ポイント/$1(1倍)
Chase Sapphire Preferredは、旅行・レストランでの利用が多い方にとって、非常に効率的にポイントを貯められます。
例えば、月に$500をレストランで使うと、1,500ポイント($18.75〜$30相当)が獲得できます。
Capital One Ventureの還元率
Capital One Ventureの還元率は、以下の通りです。
- Capital One Travel経由のホテル・レンタカー予約:5マイル/$1(5倍)
- その他すべての購入:2マイル/$1(2倍)
Capital One Ventureの最大の魅力は、全カテゴリで2倍マイルが獲得できる点です。
日常生活での買い物でも、常に2倍マイルが獲得できるため、カテゴリを意識する必要がありません。
例えば、月に$2,000の買い物をすると、4,000マイル($40相当)が獲得できます。
このシンプルさを活かすためには、Capital One Ventureに申し込むことをおすすめします。
還元率の比較:どちらが有利?
還元率の比較は、利用パターンによって大きく異なります。
| 利用パターン | Chase Sapphire Preferred | Capital One Venture | 優位性 |
|---|---|---|---|
| レストラン(月$500) | 1,500ポイント/月 | 1,000マイル/月 | Chase Sapphire Preferred |
| 旅行(月$1,000) | 2,000〜3,000ポイント/月 | 2,000マイル/月 | Chase Sapphire Preferred(Chase Travel経由の場合) |
| 日常生活(月$1,500) | 1,500ポイント/月 | 3,000マイル/月 | Capital One Venture |
| 総合(月$3,000) | 約5,000ポイント/月 | 6,000マイル/月 | 利用パターンによる |
レストランや旅行での利用が多い方には、Chase Sapphire Preferredが有利です。
一方、日常生活での買い物が多い方には、Capital One Ventureが有利です。
自分の利用パターンに合わせて、最適なカードを選びましょう。
ポイントプログラムの徹底比較
ポイントプログラムの違いは、カード選びにおいて非常に重要です。
Chase Ultimate RewardsとCapital One Venture Milesの違いを詳しく比較してみましょう。
Chase Ultimate Rewardsポイント
Chase Ultimate Rewardsポイントは、以下の方法で利用できます。
- Chase Travel経由:1ポイント=1.25セント(25%ボーナス)
- 航空会社・ホテルプログラムへ移行:10社以上のパートナーに1:1で移行可能
- キャッシュバック:1ポイント=1セント
主要な移行先パートナー:
- 航空会社:ANA、United、Southwest、British Airways、Air France/KLM、Singapore Airlines、Virgin Atlantic、Emiratesなど
- ホテル:World of Hyatt、Marriott Bonvoy、IHG One Rewards
Chase Ultimate Rewardsポイントの最大の魅力は、ANAやJALマイルへの移行が可能な点です。
日本への帰国時に便利で、特にANAマイルは非常に価値が高いです。
また、World of Hyattへの移行も可能で、ホテルポイントとしても活用できます。
この柔軟性を活かすためには、Chase Sapphire Preferredに申し込むことをおすすめします。
Capital One Venture Miles
Capital One Venture Milesは、以下の方法で利用できます。
- Capital One Travel経由:1マイル=1セント
- 過去の旅行購入の相殺:1マイル=1セント(過去90日以内の旅行購入を相殺可能)
- 航空会社・ホテルプログラムへ移行:15社以上のパートナーに1:1で移行可能
- キャッシュバック:1マイル=1セント
主要な移行先パートナー:
- 航空会社:Air Canada Aeroplan、British Airways、Cathay Pacific、Emirates、Etihad Airways、EVA Air、Finnair、Qantas、Singapore Airlines、TAP Air Portugal、Turkish Airlines、Virgin Atlanticなど
- ホテル:Accor Live Limitless、Choice Privileges、Wyndham Rewards
Capital One Venture Milesの最大の魅力は、過去の旅行購入を相殺できる点です。
カードで旅行代金を支払った後、90日以内であれば、マイルで相殺できます。
ただし、ANAやJALマイルへの移行はできないため、日本への帰国時に不便な場合があります。
ポイントプログラムの比較:どちらが有利?
ポイントプログラムの比較は、旅行計画によって大きく異なります。
| 比較項目 | Chase Ultimate Rewards | Capital One Venture Miles |
|---|---|---|
| 移行先の数 | 10社以上 | 15社以上 |
| ANA/JALマイル移行 | あり(ANAのみ) | なし |
| ホテルポイント移行 | Hyatt、Marriott、IHG | Accor、Choice、Wyndham |
| トラベルポータルでの価値 | 1ポイント=1.25セント | 1マイル=1セント |
| 過去の旅行購入相殺 | なし | あり(90日以内) |
| おすすめの人 | 日本への帰国を重視、Hyatt利用者 | 柔軟な旅行計画、過去購入相殺を活用 |
日本への帰国を重視する方や、Hyattを利用する方には、Chase Ultimate Rewardsが有利です。
一方、柔軟な旅行計画を重視する方や、過去の旅行購入を相殺したい方には、Capital One Venture Milesが有利です。
旅行特典の徹底比較
旅行特典は、トラベルカード選びにおいて重要な要素です。
Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureの旅行特典を詳しく比較してみましょう。
Chase Sapphire Preferredの旅行特典
Chase Sapphire Preferredには、以下の旅行特典が自動付帯します。
- 年間$50トラベルクレジット:Chase Travel経由の予約で利用可能
- 充実した旅行保険:Trip Delay(6時間以上)、Baggage Delay(6時間以上)、Lost Luggage、Primary CDWなど
- 購入保護:購入後120日以内の破損・盗難を補償
Chase Sapphire Preferredの最大の魅力は、充実した旅行保険です。
Trip Delay補償が6時間以上で適用されるため、フライトの遅延やキャンセル時に安心です。
また、Primary CDW(レンタカー保険)が自動付帯するため、レンタカーを借りる際も安心です。
Capital One Ventureの旅行特典
Capital One Ventureには、以下の旅行特典が自動付帯します。
- Global Entry無料申請:$100相当の特典
- Capital One Lounges年2回無料アクセス:$130相当の特典
- 旅行保険:Trip Delay(12時間以上)、Baggage Delay(12時間以上)、Lost Luggage、Primary CDWなど
- 購入保護:購入後120日以内の破損・盗難を補償
Capital One Ventureの最大の魅力は、Global Entry無料申請とCapital One Lounges年2回無料アクセスです。
Global Entry無料申請は$100相当の価値があり、Capital One Lounges年2回無料アクセスは$130相当の価値があります。
合計$230相当の特典が付帯するため、年会費$95を上回る価値があります。
この特典を活用するためには、Capital One Ventureに申し込むことをおすすめします。
旅行特典の比較:どちらが有利?
| 比較項目 | Chase Sapphire Preferred | Capital One Venture |
|---|---|---|
| 年間トラベルクレジット | $50 | なし |
| Global Entry無料申請 | なし | あり($100相当) |
| ラウンジアクセス | なし | Capital One Lounges年2回無料($130相当) |
| Trip Delay補償 | 6時間以上 | 12時間以上 |
| Baggage Delay補償 | 6時間以上 | 12時間以上 |
| Primary CDW | あり | あり |
| 特典の総合価値 | $50 | $230相当 |
旅行特典の総合価値では、Capital One Ventureが$230相当と、Chase Sapphire Preferredの$50を大きく上回ります。
ただし、Chase Sapphire Preferredは、Trip Delay補償が6時間以上で適用されるため、より早い段階で補償を受けられます。
5/24ルールの影響
5/24ルールは、カード選びにおいて非常に重要な要素です。
Chase Sapphire Preferredと5/24ルール
Chase Sapphire Preferredは、5/24ルールの対象です。
過去24か月以内に5枚以上のクレジットカードを開設していると、Chase Sapphire Preferredの審査に通りにくくなります。
そのため、Chaseカードは「最初に取得すべきカード群」と言われています。
Chase Sapphire Preferredを取得したい場合は、5/24ルールを考慮して、申請順序を計画することが重要です。
詳しくは、Chase 5/24ルール完全解説をご覧ください。
Capital One Ventureと5/24ルール
Capital One Ventureは、5/24ルールの対象外です。
過去24か月以内に5枚以上のクレジットカードを開設していても、Capital One Ventureの審査に通る可能性があります。
そのため、既に複数のカードを保有している方にとって、Capital One Ventureは選択肢として残ります。
ただし、Capital One独自の制限があり、過去24か月以内に2枚以上のCapital Oneカードを開設している場合、審査に通りにくくなる傾向があります。
どちらを選ぶべき?選び方のガイド
Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureのどちらを選ぶべきか、選び方のガイドを提供します。
Chase Sapphire Preferredがおすすめの人
以下のような方には、Chase Sapphire Preferredがおすすめです。
- レストランでの利用が多い方:レストランで3倍ポイントが獲得できる
- 旅行での利用が多い方:旅行で2〜5倍ポイントが獲得できる
- ANA/JALマイルを活用したい方:ANAマイルへの移行が可能
- Hyattを利用する方:World of Hyattへの移行が可能
- 旅行保険を重視する方:Trip Delay補償が6時間以上で適用
- 5/24ルールに該当しない方:過去24か月以内に5枚未満のカードを開設
これらの条件に当てはまる方は、Chase Sapphire Preferredに申し込むことをおすすめします。
Capital One Ventureがおすすめの人
以下のような方には、Capital One Ventureがおすすめです。
- 日常生活での買い物が多い方:全カテゴリで2倍マイルが獲得できる
- シンプルなポイント獲得を重視する方:カテゴリを意識する必要がない
- Global Entryを活用したい方:Global Entry無料申請が付帯
- ラウンジアクセスを重視する方:Capital One Lounges年2回無料アクセス
- 過去の旅行購入を相殺したい方:過去90日以内の旅行購入を相殺可能
- 5/24ルールに該当する方:過去24か月以内に5枚以上のカードを開設
これらの条件に当てはまる方は、Capital One Ventureに申し込むことをおすすめします。
両方保有する価値はある?
Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureの両方を保有する価値は、利用パターンによって異なります。
両方保有することで、カテゴリ別に最適なカードを使い分けられます。
- レストラン・旅行:Chase Sapphire Preferred(3〜5倍)
- 日常生活:Capital One Venture(2倍)
ただし、年会費が$95×2=$190となるため、年間の利用額が十分に多い場合のみ、両方保有する価値があります。
一般的には、まず自分の利用パターンに最も適したカードを1枚選び、必要に応じて2枚目を検討することをおすすめします。
よくある質問
Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureの比較について、よく寄せられる質問と回答をまとめます。
Q. どちらが年会費の価値が高いですか?
A. 利用パターンによって異なりますが、旅行特典の総合価値では、Capital One Ventureが$230相当と、Chase Sapphire Preferredの$50を大きく上回ります。
ただし、還元率やポイントプログラムの価値を考慮すると、利用パターンによって優位性が変わります。
レストラン・旅行での利用が多い方には、Chase Sapphire Preferredがおすすめです。
日常生活での買い物が多い方には、Capital One Ventureがおすすめです。
Q. どちらがポイントを効率的に貯められますか?
A. 利用パターンによって異なります。
レストランや旅行での利用が多い方には、Chase Sapphire Preferredがおすすめです(3〜5倍)。
日常生活での買い物が多い方には、Capital One Ventureがおすすめです(全カテゴリ2倍)。
Q. 5/24ルールに該当する場合、どちらを選ぶべきですか?
A. 5/24ルールに該当する場合、Capital One Ventureがおすすめです。
Capital One Ventureは、5/24ルールの対象外のため、過去24か月以内に5枚以上のカードを開設していても、審査に通る可能性があります。
一方、Chase Sapphire Preferredは、5/24ルールの対象のため、審査に通りにくくなります。
Q. 日本への帰国を重視する場合、どちらを選ぶべきですか?
A. 日本への帰国を重視する場合、Chase Sapphire Preferredがおすすめです。
Chase Ultimate Rewardsポイントは、ANAマイルへの移行が可能なため、日本への帰国時に便利です。
一方、Capital One Venture Milesは、ANAやJALマイルへの移行ができないため、日本への帰国時に不便な場合があります。
Q. 両方保有する価値はありますか?
A. 年間の利用額が十分に多い場合のみ、両方保有する価値があります。
カテゴリ別に最適なカードを使い分けることで、より効率的にポイントを貯められます。
ただし、年会費が$95×2=$190となるため、年間の利用額が少ない場合は、1枚に絞ることをおすすめします。
まとめ
Chase Sapphire PreferredとCapital One Ventureは、どちらも年会費$95の優れたトラベルカードです。
選び方のポイントをまとめると、以下の通りです。
Chase Sapphire Preferredがおすすめな方:
- レストラン・旅行での利用が多い方
- ANA/JALマイルを活用したい方
- Hyattを利用する方
- 旅行保険を重視する方
- 5/24ルールに該当しない方
これらの条件に当てはまる方は、Chase Sapphire Preferredに申し込むことをおすすめします。
Capital One Ventureがおすすめな方:
- 日常生活での買い物が多い方
- シンプルなポイント獲得を重視する方
- Global Entryを活用したい方
- ラウンジアクセスを重視する方
- 5/24ルールに該当する方
これらの条件に当てはまる方は、Capital One Ventureに申し込むことをおすすめします。
自分のライフスタイルと旅行計画に合わせて、最適なカードを選んでくださいね。
以上、少しでも参考になれば幸いです。

