こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。
今回は、Chaseが発行する2つのMarriott Bonvoyカード、Chase Marriott Bonvoy BoldとChase Marriott Bonvoy Boundlessについて徹底比較します。
「年会費無料と95ドル、どちらを選ぶべき?」「無料宿泊特典の価値は?」「年会費$95を回収する方法は?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際にカードを保有し、米国在住者としての実体験と公式情報に基づいて、2つのカードの真の価値と選び方を詳しく解説していきます。
各カードの詳細については、Chase Marriott Bonvoy Bold 徹底解説とChase Marriott Bonvoy Boundless 徹底解説の記事もご覧ください。
本記事は、Chase公式サイトおよびTerms & Conditionsに基づき、実際の利用体験を交えて執筆しています。
2つのカードの基本情報比較
まず、Chase Marriott Bonvoy BoldとBoundlessの基本情報を比較表で確認しましょう。
| 比較項目 | Bold(年会費無料) | Boundless(年会費$95) |
|---|---|---|
| 発行会社 | JPMorgan Chase Bank | JPMorgan Chase Bank |
| ブランド | Visa | Visa Signature |
| 年会費 | 0ドル(完全無料) | 95ドル |
| 年会費の差 | – | +$95(Boldより高い) |
| 入会ボーナス | 30,000ポイント($1,000利用/3か月)※時期により変動 | 85,000ポイント($4,000利用/3か月)※時期により変動(2026年1月時点の例) |
| Marriottホテル還元率 | 最大14倍ポイント | 最大18.5倍ポイント |
| ガソリン・食料品・レストラン | 3倍ポイント(年間$6,000まで、その後2倍) | 3倍ポイント(年間$6,000まで、その後2倍) |
| その他購入 | 2倍ポイント | 2倍ポイント |
| 自動付与ステータス | Silver Elite | Gold Elite |
| エリートナイトクレジット | 年間5泊分 | 年間15泊分 |
| 無料宿泊特典 | なし | 年間$15,000利用達成で1泊分(最大35,000ポイント) |
| Gold Elite昇格条件 | 年間$35,000利用 | 年間$35,000利用 |
| 旅行保険 | 充実(Baggage Delay、Lost Luggage等) | 充実(Baggage Delay、Lost Luggage等) |
| Visa Signature Concierge | なし | あり |
| 海外取引手数料 | なし(0%) | なし(0%) |
※2026年1月時点の情報です。
この比較表から分かるように、2つのカードの主な違いは以下の通りです。
- 年会費:Boldが無料、Boundlessが$95(差額$95)
- 無料宿泊特典:Boldにはなし、Boundlessには年間$15,000利用達成で1泊分(最大35,000ポイント)
- 入会ボーナス:Boldが30,000ポイント、Boundlessが3 Free Night Awards
- エリートナイトクレジット:Boldが年間5泊分、Boundlessが年間15泊分
- Visa Signature Concierge:Boundlessのみ
これらの違いを詳しく見ていきましょう。
年会費の違いと実質的な価値
2つのカードの最大の違いは、年会費です。
Boldは年会費完全無料、Boundlessは年会費$95で、差額は$95です。
Boldの年会費(無料)
Boldカードは年会費が完全無料のため、カードを保有するコストがかかりません。
初心者の方や、マリオット系列ホテルの利用頻度が低い方にとって、年会費を支払う必要がない点は大きなメリットです。
まずは年会費無料のカードから始め、マリオットの特典を試してみたい方には、Boldカードが最適な選択肢です。
Boundlessの年会費(95ドル)
Boundlessカードの年会費$95を回収する方法は以下の通りです。
- 無料宿泊特典(年間$15,000利用達成後、最大35,000ポイント):$200〜$300相当の価値
- 入会ボーナス:3 Free Night Awards(約$1,050〜$1,350相当)
無料宿泊特典だけでも年会費$95を大きく上回る価値があります。
このカードの価値を最大限に活かすためには、Boundlessカードに申し込むことをおすすめします。
年会費差額を回収するには
Boundlessカードの年会費がBoldより$95高いため、この差額を回収する必要があります。
差額を回収する方法:
- 無料宿泊特典(年間$15,000利用達成後、最大35,000ポイント):$200〜$300相当の価値
- 合計:約$200〜$300相当
つまり、年間$15,000利用を達成して無料宿泊特典を1回使用するだけで、年会費$95を十分に回収できます。
無料宿泊特典の詳細(Boundlessのみ)
Boundlessカードの最大の魅力は、年間$15,000利用達成で1泊分の無料宿泊特典(最大35,000ポイント相当)が付与されることです。
これは、Boldカードにはない独自の特典です。
重要な注意点:無料宿泊特典は、毎年自動的に付与されるのではなく、年間$15,000利用達成後に付与されます。
無料宿泊特典の価値
無料宿泊特典は、最大35,000ポイント相当のホテルで使用できます。
35,000ポイント相当のホテルは、以下のようなブランドで利用可能です。
- Courtyard、Four Points系列:多くのホテルで利用可能
- Marriott、Sheraton系列:一部のホテルで利用可能
- Westin、Le Meridien系列:一部のホテルで利用可能
実際の価値は、利用するホテルや時期によって異なりますが、一般的に$200〜$300以上の価値があります。
年会費$95であることを考えると、無料宿泊特典だけでも年会費の2〜3倍の価値を得られます。
この特典を利用するには、Boundlessカードに申請する必要があります。
無料宿泊特典の使い方
無料宿泊特典は、Marriott公式サイトまたは電話予約で使用できます。
予約時に「Free Night Award」を選択し、利用可能なホテルを検索します。
無料宿泊特典は、現金と組み合わせて使用することはできませんが、Marriott Bonvoyポイントと組み合わせて使用することは可能です。
例えば、50,000ポイントが必要なホテルに宿泊する場合、無料宿泊特典(35,000ポイント相当)+ 15,000ポイントで予約できます。
無料宿泊特典の付与条件と有効期限
無料宿泊特典は、年間$15,000利用達成後に付与されます。
付与後、発行から12か月間有効です。
有効期限を過ぎると失効するため、必ず期限内に使用する必要があります。
カードを保有し続け、毎年$15,000利用を達成すれば、継続的に無料宿泊特典を獲得できます。
ポイント還元率の比較
2つのカードのポイント還元率は、ほぼ同じです。
カテゴリ別還元率
| カテゴリ | Bold | Boundless |
|---|---|---|
| Marriott系列ホテル | 最大14倍ポイント(カード6倍 + 会員10倍 + エリートボーナス等) | 最大18.5倍ポイント(カード6倍 + 会員10倍 + エリートボーナス等) |
| ガソリンスタンド | 3倍ポイント(年間$6,000まで、その後2倍) | 3倍ポイント(年間$6,000まで、その後2倍) |
| 食料品店 | 3倍ポイント(年間$6,000まで、その後2倍) | 3倍ポイント(年間$6,000まで、その後2倍) |
| レストラン | 3倍ポイント(年間$6,000まで、その後2倍) | 3倍ポイント(年間$6,000まで、その後2倍) |
| その他すべての購入 | 2倍ポイント | 2倍ポイント |
ポイント還元率には違いがあります。
Boldカードは最大14倍ポイント、Boundlessカードは最大18.5倍ポイントです。
この違いは、会員ステータスやエリートボーナスを含む合算値であり、カード単独の還元率ではありません。
Marriottホテルでの還元率の内訳
Marriott系列ホテルでのポイント還元の仕組みは以下の通りです。
- カード利用:6倍ポイント
- Marriott Bonvoy会員:最大10倍ポイント(会員ステータスによる)
- エリートステータスボーナス:Silver Eliteは10%、Gold Eliteは25%
Boldカード(Silver Elite)の場合、最大14倍ポイントが獲得できます。
Boundlessカード(Gold Elite)の場合、最大18.5倍ポイントが獲得できます。
これは、年会費無料(Bold)または年会費$95(Boundless)のカードとしては非常に高い還元率です。
入会ボーナスの比較
2つのカードの入会ボーナスを比較してみましょう。
Boldの入会ボーナス(30,000ポイント)
Boldカードの入会ボーナスは、3か月以内に$1,000利用で30,000ポイントです。
Marriott Bonvoyポイントの価値は1ポイントあたり約0.7〜0.9セント程度と言われており、30,000ポイントは約$210〜$270相当の価値があります。
年会費が無料であることを考えると、入会ボーナスだけでも非常に価値が高いと言えます。
3か月以内に$1,000利用という条件は、他のカードと比較しても達成しやすい水準です。
月々約$333の利用で達成できるため、日常生活の買い物で十分にクリアできます。
Boundlessの入会ボーナス
Boundlessカードの入会ボーナスは、時期により変動します。
2026年1月時点の例では、3か月以内に$4,000利用で85,000ポイントが提供されています。
85,000ポイントは約$595〜$765相当の価値があります。
年会費$95であることを考えると、入会ボーナスだけでも非常に価値が高いと言えます。
3か月以内に$4,000利用という条件は、月々約$1,333の利用で達成できます。
日常生活の買い物や旅行費用で十分にクリアできる水準です。
注意:入会ボーナスは時期により変動するため、申請前にChase公式サイトで最新のオファーを確認することをおすすめします。
入会ボーナスの比較まとめ
| カード | 入会ボーナス | 必要利用額 | 価値 |
|---|---|---|---|
| Bold | 30,000ポイント | $1,000(3か月以内) | 約$210〜$270 |
| Boundless | 85,000ポイント(2026年1月時点の例)※時期により変動 | $4,000(3か月以内) | 約$595〜$765 |
入会ボーナスだけを見ると、Boundlessカードの方が高額ですが、必要利用額も$3,000と高めです。
初年度は、どちらのカードも入会ボーナスだけで年会費以上の価値を得られます。
エリートステータスとエリートナイトクレジットの比較
2つのカードのエリートステータス関連の特典を比較してみましょう。
自動付与ステータス
2つのカードの自動付与ステータスには、重要な違いがあります。
Boldカード:Marriott BonvoyのSilver Eliteステータスが自動的に付与されます。
Boundlessカード:Marriott BonvoyのGold Eliteステータスが自動的に付与されます。
通常、Silver Eliteステータスを獲得するには年間10泊の宿泊が必要で、Gold Eliteステータスを獲得するには年間25泊の宿泊が必要ですが、このカードを保有するだけで自動的にステータスが付与されます。
Silver Elite会員の主な特典:
- 宿泊時のボーナスポイント:10%アップ
- 優先レイトチェックアウト:空室状況による(午後2時までとは限らない)
- 無料Wi-Fi:宿泊中の標準インターネットアクセスが無料
- ウェルカムアメニティ:一部ホテルでウェルカムポイントまたはドリンク
Gold Elite会員の主な特典:
- 宿泊時のボーナスポイント:25%アップ
- 優先レイトチェックアウト:午後2時まで(空室状況による)
- 部屋のアップグレード:空室がある場合に自動的にアップグレード(Enhanced Room Upgrade)
- 無料Wi-Fi:宿泊中の標準インターネットアクセスが無料
- ウェルカムアメニティ:ウェルカムポイントまたは朝食(ホテルブランドによる)
Boundlessカードは、Gold Eliteステータスが自動付与されるため、より充実した特典を享受できます。
エリートナイトクレジットの違い
2つのカードのエリートナイトクレジットには、重要な違いがあります。
Boldカード:
- 年間5泊分のエリートナイトクレジット
Boundlessカード:
- 年間15泊分のエリートナイトクレジット
Boundlessカードは、Boldカードの3倍のエリートナイトクレジットが付与されます。
Gold Eliteステータスを獲得するには、年間25泊の宿泊が必要ですが、Boundlessカードの15泊分のエリートナイトクレジットがあれば、実質10泊の宿泊で済む計算になります。
この点では、Boundlessカードの方が優れています。
重要な注意点:消費者向けMarriottカードを複数保有しても、年間エリートナイトクレジットは原則として「最も多いカード分」が適用され、単純合算にはなりません。
そのため、BoldカードとBoundlessカードの両方を保有しても、合計20泊分(5泊 + 15泊)ではなく、15泊分(最も多いBoundlessカード分)のみが適用されます。
Gold Eliteステータスへの昇格
2つのカードとも、年間$35,000以上カードを利用すると、翌年12月31日までGold Eliteステータスにアップグレードされます。
Gold Elite会員の特典は以下の通りです。
- 宿泊時のボーナスポイント:25%アップ
- 優先レイトチェックアウト:午後4時まで(空室状況による)
- 部屋のアップグレード:空室がある場合に自動的にアップグレード
- 無料Wi-Fi:宿泊中の標準インターネットアクセスが無料
- ウェルカムアメニティ:ウェルカムポイントまたは朝食(ホテルブランドによる)
この点では、両方のカードに差はありません。
旅行特典の比較
2つのカードの旅行特典を比較してみましょう。
旅行保険
2つのカードとも、以下の旅行保険が自動付帯します。
- Baggage Delay Insurance:荷物が6時間以上遅延した場合、最大$100/日(最大5日間)
- Lost Luggage Reimbursement:荷物が紛失・損傷した場合、最大$3,000
- Purchase Protection:購入後120日以内の損傷・盗難に対して、最大$500/アイテム
- Trip Delay Reimbursement:12時間以上の遅延または一泊が必要な場合、最大$500/人(食事・宿泊費)
旅行保険の内容に違いはありません。
年会費無料(Bold)または年会費$95(Boundless)のカードでこれだけの旅行保険が付帯するのは、非常に珍しいです。
注意:上記は旅行保険の概要であり、詳細な適用条件、対象となる支払い方法、除外条件については、Guide to Benefitsを参照してください。
Visa Signature Concierge(Boundlessのみ)
BoundlessカードはVisa Signatureブランドのため、Visa Signature Conciergeサービスが利用できます。
24時間365日、専属コンシェルジュに電話で相談できます。
主なサービス内容は以下の通りです。
- レストラン予約の代行
- イベントチケットの手配
- ギフトの手配
- 旅行計画のサポート
年会費$95のカードでコンシェルジュサービスが付帯するのは、非常に価値が高いです。
Boldカードには、この特典は付帯していません。
無料Wi-Fi
2つのカードとも、Marriott系列ホテルに宿泊する際、無料Wi-Fiが利用できます。
Marriott規約上、会員は標準の室内インターネットが無料です(ホテルや回線種別により「プレミアム」の定義は異なる場合があります)。
この点では、両方のカードに差はありません。
年会費を回収する方法の詳細
Boundlessカードの年会費$95を回収する方法を詳しく解説します。
無料宿泊特典の価値
Boundlessカードの最大の価値は、年間$15,000利用達成後に1泊分の無料宿泊特典(最大35,000ポイント相当)です。
この無料宿泊特典は、一般的に$200〜$300以上の価値があります。
年会費$95であることを考えると、無料宿泊特典だけでも年会費の2〜3倍の価値を得られます。
つまり、年間$15,000利用を達成して無料宿泊特典を1回使用するだけで、年会費を十分に回収できます。
入会ボーナスの価値
入会ボーナスは時期により変動しますが、2026年1月時点の例では85,000ポイント(約$595〜$765相当)が提供されています。
年会費$95であることを考えると、入会ボーナスだけでも年会費の10倍以上の価値を得られます。
初年度は、入会ボーナスだけで十分に年会費を回収できます。
年会費回収の計算例
Boundlessカードの年会費$95を回収する計算例:
| 特典 | 価値 |
|---|---|
| 無料宿泊特典(年間$15,000利用達成後、最大35,000ポイント) | $200〜$300 |
| 合計 | $200〜$300 |
| 年会費 | -$95 |
| 実質的な価値 | $105〜$205 |
つまり、Boundlessカードを適切に活用すれば、年会費$95に対して$105〜$205の価値を得られる可能性があります。
これは、年会費の1.1〜2.2倍程度の価値です。
どちらを選ぶべきか:ライフスタイル別の選び方
2つのカードのどちらを選ぶべきかは、自分のライフスタイルによって異なります。
Boldカードがおすすめな人
Boldカードは、以下のような方におすすめです。
- 年会費を払いたくない方
- マリオット系列ホテルの利用頻度が低い方(年間5泊未満)
- まずは年会費無料で試してみたい方
- シルバーエリートステータスだけで十分な方
- 無料宿泊特典が不要な方
年会費が無料であることを考えると、マリオットカードの入門編として最適です。
まずはBoldカードでマリオットの特典を試し、利用頻度が高くなったらBoundlessカードへの切り替えを検討することもできます。
このカードの価値を最大限に活かすためには、Boldカードに申し込むことをおすすめします。
Boundlessカードがおすすめな人
Boundlessカードは、以下のような方におすすめです。
- マリオット系列ホテルを定期的に利用する方(年間5泊以上)
- 無料宿泊特典を重視する方
- 年会費$95を回収できると判断できる方
- Gold Eliteステータスを目指す方
- Visa Signature Conciergeサービスを利用したい方
Boundlessカードの無料宿泊特典(最大35,000ポイント)は、$200〜$300以上の価値があるため、年会費$95を上回る価値を得られます。
マリオット系列ホテルを年間5泊以上利用する方なら、Boundlessカードの方がお得です。
このカードの価値を最大限に活かすためには、Boundlessカードに申し込むことをおすすめします。
選び方の判断基準
どちらのカードを選ぶべきか、判断基準をまとめます。
| 判断基準 | Boldがおすすめ | Boundlessがおすすめ |
|---|---|---|
| 年間宿泊数 | 5泊未満 | 5泊以上 |
| 年会費の予算 | 無料 | $95まで |
| 無料宿泊特典の必要性 | 不要 | 必要 |
| Gold Eliteステータスへの意欲 | 低い | 高い |
| コンシェルジュサービスの必要性 | 不要 | 必要 |
この判断基準を参考に、自分のライフスタイルに合わせて選んでください。
両方保有することも可能
実は、BoldカードとBoundlessカードの両方を保有することも可能です。
両方保有すれば、以下のメリットがあります。
- Boundlessカードの無料宿泊特典も利用できる
- Boldカードは年会費無料のため、追加コストなし
重要な注意点:消費者向けMarriottカードを複数保有しても、年間エリートナイトクレジットは原則として「最も多いカード分」が適用され、単純合算にはなりません。
そのため、BoldカードとBoundlessカードの両方を保有しても、合計20泊分(5泊 + 15泊)ではなく、15泊分(最も多いBoundlessカード分)のみが適用されます。
両方保有する場合は、5/24ルールに注意が必要です。
また、Boundlessカードの年会費$95がかかるため、無料宿泊特典を活用できる方のみにおすすめです。
マリオットを頻繁に利用する方(年間10泊以上)、かつすべての特典を活用できる方には、この組み合わせも検討の価値があります。
5/24ルールの重要性
Chase Marriott BoldとBoundlessを比較する際、5/24ルールを理解することが非常に重要です。
5/24ルールとは
5/24ルールとは、過去24か月以内に5枚以上のクレジットカードを開設していると、Chaseカードの審査に通りにくくなるルールです。
このルールは、Chase以外のカードも含めてカウントされるため、注意が必要です。
詳しくは、Chase 5/24ルール完全解説をご覧ください。
5/24ルールを考慮した申請戦略
5/24ルールを考慮すると、Chaseカードを優先的に申請することが重要です。
理由:
- Chaseカードは5/24ルールの対象:過去24か月以内に5枚以上開設していると、審査に通りにくい
- Amexカードは5/24ルールの対象外:5/24に引っかかっていても申請可能
そのため、初心者はBoldカードまたはBoundlessカードから始め、その後他のChaseカードを追加するという戦略がおすすめです。
私の場合、渡米1年目にBoldカードを取得し、その後Boundlessカードを追加しました。
よくある質問
Chase Marriott BoldとBoundlessに関するよくある質問と回答をまとめます。
Q. BoldカードとBoundlessカード、どちらを選ぶべきですか?
A. 自分のライフスタイルによって異なります。
年会費を払いたくない方や、マリオット系列ホテルの利用頻度が低い方(年間5泊未満)には、Boldカードがおすすめです。
マリオット系列ホテルを定期的に利用する方(年間5泊以上)や、無料宿泊特典を重視する方には、Boundlessカードがおすすめです。
無料宿泊特典(最大35,000ポイント、$200〜$300相当)だけでも年会費$95を上回る価値があるため、マリオットを定期的に利用する方にはBoundlessカードの方がお得です。
Q. 両方保有する価値はありますか?
A. はい、両方保有することで、Boundlessカードの無料宿泊特典も利用できるため、マリオットを頻繁に利用する方にとっては価値があります。
ただし、消費者向けMarriottカードを複数保有しても、年間エリートナイトクレジットは原則として「最も多いカード分」が適用され、単純合算にはなりません。
そのため、BoldカードとBoundlessカードの両方を保有しても、合計20泊分(5泊 + 15泊)ではなく、15泊分(最も多いBoundlessカード分)のみが適用されます。
また、Boundlessカードの年会費$95がかかるため、無料宿泊特典を活用できる方のみにおすすめです。
Q. 年会費を回収するには、年間何泊宿泊すればいいですか?
A. 年間$15,000利用を達成して無料宿泊特典を1回使用するだけで、年会費$95を十分に回収できます。
無料宿泊特典(年間$15,000利用達成後、最大35,000ポイント)は、$200〜$300相当の価値があるため、年会費$95を大きく上回ります。
Q. 無料宿泊特典はいつ付与されますか?
A. 無料宿泊特典は、年間$15,000利用達成後に付与されます。
毎年自動的に付与されるのではなく、年間$15,000利用を達成する必要があります。
例えば、2025年1月にカードを開設し、2025年12月に年間$15,000利用を達成した場合、その時点で無料宿泊特典が付与されます。
Q. 無料宿泊特典の有効期限は?
A. 無料宿泊特典は、発行から12か月間有効です。
有効期限を過ぎると失効するため、必ず期限内に使用する必要があります。
カードを保有し続け、毎年$15,000利用を達成すれば、継続的に無料宿泊特典を獲得できます。
Q. ポイント還元率に違いはありますか?
A. いいえ、ポイント還元率に違いはありません。
2つのカードとも、以下の還元率です。
- Marriott系列ホテル:Boldは最大14倍ポイント、Boundlessは最大18.5倍ポイント(カード6倍 + 会員10倍 + エリートボーナス等の合算)
- ガソリン・食料品・レストラン:3倍ポイント(年間$6,000まで)
- その他すべての購入:2倍ポイント
Q. エリートステータスやエリートナイトクレジットに違いはありますか?
A. 自動付与ステータスとエリートナイトクレジットの両方に違いがあります。
自動付与ステータス:
- Boldカード:Silver Elite
- Boundlessカード:Gold Elite
エリートナイトクレジット:
- Boldカード:年間5泊分
- Boundlessカード:年間15泊分
消費者向けMarriottカードを複数保有しても、年間エリートナイトクレジットは原則として「最も多いカード分」が適用され、単純合算にはなりません。
Q. 旅行保険に違いはありますか?
A. いいえ、旅行保険に違いはありません。
2つのカードとも、以下の旅行保険が付帯します。
- Baggage Delay Insurance:最大$100/日(最大5日間)
- Lost Luggage Reimbursement:最大$3,000
- Purchase Protection:最大$500/アイテム
- Trip Delay Reimbursement:最大$500/人
注意:上記は旅行保険の概要であり、詳細な適用条件、対象となる支払い方法、除外条件については、Guide to Benefitsを参照してください。
Q. どちらのカードが初心者におすすめですか?
A. 初心者の場合、年会費が無料のBoldカードから始めることをおすすめします。
年会費を支払う必要がないため、リスクなくマリオットの特典を試すことができます。
マリオットを頻繁に利用するようになり、年間5泊以上宿泊するようになったら、Boundlessカードへの切り替えを検討することをおすすめします。
まとめ
Chase Marriott Bonvoy BoldとBoundlessは、どちらも優秀なカードですが、それぞれ異なる特徴と価値を持っています。
Boldカードは、年会費完全無料でシルバーエリートステータスが手に入る、マリオットカードの入門編として最適なカードです。
年会費を払いたくない方、マリオット系列ホテルの利用頻度が低い方(年間5泊未満)、まずは年会費無料で試してみたい方におすすめです。
Boundlessカードは、年会費$95で年間$15,000利用達成後に無料宿泊特典(最大35,000ポイント)が手に入る、コストパフォーマンスの高いカードです。
マリオット系列ホテルを定期的に利用する方(年間5泊以上)、無料宿泊特典を重視する方、年会費$95を回収できると判断できる方におすすめです。
選び方のポイント:
- 年間宿泊数が5泊未満:Boldカードがおすすめ
- 年間宿泊数が5泊以上:Boundlessカードがおすすめ
- 年会費を払いたくない:Boldカードがおすすめ
- 無料宿泊特典を重視する:Boundlessカードがおすすめ
自分のライフスタイルに合わせて、最適なカードを選んでくださいね。
入会ボーナスは時期により変動するため、申請前に最新のオファーを確認することをおすすめします。
以上、少しでも参考になれば幸いです。

