こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。
今回は、Chase Sapphire Reserveカードについて徹底解説します。
「年会費795ドルは高すぎる?」「本当に元が取れるの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際の利用体験と公式情報をもとに、このカードのメリット・デメリット、特典の活用方法、年会費を回収する具体的な戦略まで詳しく解説していきます。
本記事は、米国駐在員として実際にカードを保有した上での実体験と公式情報に基づいて執筆しています。
- Chase Sapphire Reserveとは?
- 入会ボーナスの価値
- 年会費を回収する方法
- 年間75,000ドル利用で受けられる追加特典
- ポイント還元率とボーナスカテゴリ
- Priority Pass Selectと空港ラウンジアクセス
- 旅行保険と各種プロテクション
- Trip Cancellation & Interruption Insurance(旅行キャンセル・中断保険)
- Trip Delay Reimbursement(旅行遅延補償)
- Baggage Delay Insurance(手荷物遅延保険)
- Lost Luggage Reimbursement(紛失手荷物補償)
- Emergency Medical & Dental Insurance(緊急医療・歯科保険)
- Emergency Evacuation & Transportation(緊急避難・搬送)
- Primary Rental Car Insurance(自動車保険・Primary適用)
- PrimaryとSecondaryの違い
- Purchase Protection(購入保護)
- Extended Warranty Protection(保証延長)
- Global EntryとTSA PreCheck申請費用クレジット
- 他カードとの比較
- メリットとデメリット
- 審査基準とクレジットスコア
- こんな人におすすめ
- よくある質問
- 申し込み方法と注意点
- まとめ
Chase Sapphire Reserveとは?
Chase Sapphire Reserveは、Chase銀行が発行するプレミアムトラベルクレジットカードです。
年会費は795ドル(2025年6月に550ドルから値上げ)と高額ですが、値上げに伴い大幅に特典が強化され、充実した旅行特典、高還元率、そして手厚い旅行保険が魅力の最上級カードです。
旅行好き、出張が多いビジネスパーソン、そして旅行特典を最大限に活用したい方に特におすすめのカードと言えます。
カード基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行会社 | Chase |
| 年会費 | 795ドル(2025年6月に550ドルから値上げ) |
| 家族カード(追加カード) | 1枚目は75ドル、2枚目以降は各75ドル |
| 必要クレジットスコア | FICO 720以上が目安 |
| 入会ボーナス | 3か月以内に6,000ドル利用で125,000ポイント |
| 主なメリット | 300ドルトラベルクレジット・Priority Pass・高還元率・Primary自動車保険・充実した旅行保険 |
| 主なデメリット | 高額な年会費・Chase 5/24ルールの対象 |
| 海外取引手数料 | 無料 |
入会ボーナスの価値
Chase Sapphire Reserveカードの入会ボーナスは、3か月以内に6,000ドル利用で125,000 Ultimate Rewardsポイントです。
このカードでは、Chase Ultimate Rewardsポイントをトラベルポータル経由で使用すると、1ポイント=1.5セントの価値があります。
つまり、125,000ポイント = 1,875ドル相当の旅行に使えます。
年会費795ドルを考慮しても、入会ボーナスだけで初年度の年会費を大きく上回る価値を得られる計算です。
入会ボーナスのおすすめ使い道
125,000ポイント(1,875ドル相当)があれば、以下のような旅行が可能です。
- Chase Ultimate Rewardsトラベルポータルで国内往復航空券+ホテル5泊以上
- United Airlines、Southwest Airlines、British Airwaysなどのマイルへ1:1で移行して国際線ビジネスクラス
- Hyatt、Marriott、IHGなどのホテルポイントへ移行して高級ホテルに長期滞在
- キャッシュバックとして1,250ドル分(1ポイント=1セント)
特に、Hyattへの移行は高い価値を生む可能性があり、125,000ポイントで高級リゾートに1週間以上滞在できることもあります。
年会費を回収する方法
年会費795ドルは高額ですが、2025年6月の値上げに伴い特典が大幅に強化されました。特典をフル活用すれば年会費以上の価値を得られます。
年間クレジットの合計(最大2,270ドル相当)
Chase Sapphire Reserveでは、以下の年間クレジットが受けられます。
- 300ドルトラベルクレジット:航空券、ホテル、レンタカー、Uber/Lyftなどに自動適用
- The Edit宿泊クレジット500ドル:上期と下期に各250ドル
- Exclusive Tablesダイニングクレジット300ドル:厳選レストランでの予約・支払いに利用可能
- StubHubエンターテイメントクレジット300ドル:コンサート、スポーツイベントなどのチケット購入に利用可能
- Apple TV+ & Apple Music:年間250ドル相当が無料
- Pelotonクレジット:年間120ドル
- DoorDash DashPass:年会費96ドル相当が無料+毎月10ドルクレジット(年間120ドル)
- IHG One Rewards Platinum Eliteステータス:2027年12月31日まで有効
これらのクレジットを合計すると、年間最大2,270ドル相当の特典となり、年会費795ドルを大きく上回ります。
300ドルトラベルクレジット(年間)
年間300ドルのトラベルクレジットは、最も使いやすい特典の一つです。
このクレジットは、以下のカテゴリでの支払いに自動的に適用されます。
- 航空券
- ホテル
- レンタカー
- タクシー・ライドシェア(Uber、Lyftなど)
- 有料道路・駐車場
- クルーズ
- 旅行代理店での予約
つまり、年間300ドル以上の旅行関連費用をこのカードで支払えば、自動的にクレジットが適用され、実質年会費は495ドルになります。
私の場合、Uberでの移動や空港駐車場代だけで年間300ドルを簡単に超えるため、この特典だけでも非常に価値があります。
The Edit宿泊クレジット(年間500ドル)
The Editは厳選された高級ホテルでの予約に使える宿泊クレジットです。
- 上期(1月〜6月):250ドル
- 下期(7月〜12月):250ドル
- 対象:The Edit加盟の厳選ホテル
高級ホテルでの滞在を計画している方には、非常に価値の高い特典です。
Exclusive Tablesダイニングクレジット(年間300ドル)
Exclusive Tablesは、厳選されたレストランでの予約と支払いに使えるクレジットです。
- 年間300ドルのクレジット
- 対象:Exclusive Tables加盟の厳選レストラン
- 予約困難な人気レストランへの優先予約も可能
グルメな方や特別なディナーを楽しみたい方に最適な特典です。
StubHubエンターテイメントクレジット(年間300ドル)
StubHubでのチケット購入に使える年間300ドルのクレジットです。
- 対象:コンサート、スポーツイベント、演劇、ライブなど
- StubHub経由でのチケット購入に自動適用
エンターテイメントが好きな方には嬉しい特典です。
Apple TV+ & Apple Music無料(年間250ドル相当)
Apple TV+とApple Musicのサブスクリプションが無料で利用できます。
- Apple TV+:月額9.99ドル(年間約120ドル)
- Apple Music:月額10.99ドル(年間約132ドル)
- 合計年間約250ドル相当
既にAppleサービスを利用している方、または利用を検討している方には大きな価値があります。
Pelotonクレジット(年間120ドル)
Peloton会員の方は、年間120ドルのクレジットが受けられます。
- Peloton All-Access会員向け
- 月額10ドル×12か月分のクレジット
IHG One Rewards Platinum Eliteステータス
カード保有者は、IHG One Rewards Platinum Elite Statusが自動付与されます(2027年12月31日まで有効)。
- 部屋のアップグレード(空室状況による)
- レイトチェックアウト
- ボーナスポイント獲得
IHGホテル(Holiday Inn、InterContinentalなど)をよく利用する方には価値の高い特典です。
DoorDashベネフィット(年間216ドル相当)
Chase Sapphire Reserve保有者は、以下のDoorDash特典が受けられます。
- DoorDash DashPass会員資格:1年間無料(年会費96ドル相当)
- 毎月10ドルのクレジット(年間120ドル相当)
DashPassは、対象レストランでの配達手数料無料と注文割引を提供するサービスです。
デリバリーを頻繁に利用する方なら、この特典だけでも年間200ドル以上の価値があります。
その他の年会費回収要素
- Priority Pass Select:年会費469ドル相当(後述)
- Global Entry/TSA PreCheck申請費用:100ドル相当(4年ごと)
- ポイント還元率アップ:トラベルポータルで1.5セント/ポイント(Preferredは1.25セント)
- Primary自動車保険:レンタカー保険不要で節約
これらを合計すると、年会費795ドルは特典を活用すれば十分に回収可能です。実際、すべてのクレジットを活用すれば年会費以上の価値を得られます。
年間75,000ドル利用で受けられる追加特典
Chase Sapphire Reserveでは、2025年から年間75,000ドル以上の利用で、以下の追加特典が受けられます。
IHG One Rewards Diamond Elite Status
年間75,000ドル利用達成後、IHG One Rewards Diamond Elite Statusを獲得できます。
- 資格期間:達成した年の残り期間+翌年まで
- 主な特典:部屋のアップグレード、レイトチェックアウト、ウェルカムアメニティなど
- IHG One Rewardsアカウントをリンクして有効化する必要があります
The Shops at Chaseクレジット(250ドル)
年間75,000ドル利用達成後、The Shops at Chaseでの購入に対して最大250ドルの自動クレジットが適用されます。
- 有効期間:達成した年の残り期間+翌年まで
- 最大蓄積額:連続して達成した場合、最大500ドルまで蓄積可能
Southwest Airlines Chase Travelクレジット(500ドル)
年間75,000ドル利用達成後、Chase Travel経由でのSouthwest Airlines購入に対して最大500ドルの自動クレジットが適用されます。
- 有効期間:達成した年の残り期間+翌年末まで
- 最大蓄積額:連続して達成した場合、最大1,000ドルまで蓄積可能
- このクレジットで購入した場合、ポイントは獲得できません
Southwest Rapid Rewards A-List Status
年間75,000ドル利用達成後、Southwest Rapid Rewards A-List Statusを獲得できます。
- 資格期間:達成した年の残り期間+翌年12月31日まで
- 主な特典:優先搭乗、ボーナスポイント、無料ドリンクなど
- Southwest Rapid Rewards会員番号をリンクして有効化する必要があります
※これらの特典は2025年1月1日以降の利用分から対象となります。
ポイント還元率とボーナスカテゴリ
Chase Sapphire Reserveは、トラベルとダイニングで高還元率を誇ります。
カテゴリ別還元率
| カテゴリ | 還元率 |
|---|---|
| Chase Travel経由での旅行予約(The Edit含む) | 8倍ポイント |
| 航空会社への直接予約 | 4倍ポイント |
| ホテルへの直接予約 | 4倍ポイント |
| ダイニング(世界中のレストラン) | 3倍ポイント |
| その他すべての購入 | 1倍ポイント |
実質還元率の計算
トラベルポータル経由で使用する場合、1ポイント=1.5セントの価値があるため、実質還元率は以下の通りです。
- Chase Travel経由(The Edit含む):12%還元(8倍 × 1.5セント)
- 航空会社・ホテル直接予約:6%還元(4倍 × 1.5セント)
- ダイニング(世界中のレストラン):4.5%還元(3倍 × 1.5セント)
- その他:1.5%還元(1倍 × 1.5セント)
この還元率は、プレミアムカードの中でもトップクラスです。特にChase Travel経由での予約は12%、航空会社・ホテルへの直接予約でも6%という高還元率となります。
Chase Ultimate Rewardsポイントの使い道
Chase Ultimate Rewardsポイントは、非常に柔軟性の高いポイントプログラムです。
- Chase Travel Portal経由で予約:1ポイント=1.5セント(最もお得)
- 航空会社へ移行:United、Southwest、British Airways、Air France、Virgin Atlanticなど(1:1)
- ホテルプログラムへ移行:Hyatt、Marriott、IHG(1:1)
- Amazonでの支払い:1ポイント=1セント
- キャッシュバック:1ポイント=1セント
- Apple製品の購入:1ポイント=1セント
ポイント有効期限
Chase Ultimate Rewardsポイントは、カードを保有している限り失効しません。
つまり、ポイントを長期的に貯めて、大きな旅行に使うことも可能です。
Priority Pass Selectと空港ラウンジアクセス
Chase Sapphire Reserve最大の魅力の一つが、Priority Pass Select会員資格の付帯です。
Priority Pass Selectとは
Priority Pass Selectは、世界1,300か所以上の空港ラウンジを無料で利用できるプログラムです。
通常、この会員資格の年会費は469ドルですが、Chase Sapphire Reserve保有者は無料で利用できます。
主な特典
- 世界140か国以上、1,300以上のラウンジへ無料アクセス
- 本会員+ゲスト2名まで無料(3人目以降は1人32ドル)
- 無料の食事・飲み物・Wi-Fi・シャワーなど
対象ラウンジの例
Priority Passでアクセスできる主なラウンジには、以下のようなものがあります。
- アメリカ国内:Plaza Premium Lounge、The Club、Airspace Loungeなど
- ヨーロッパ:Aspire Lounge、Primeclass Loungeなど
- アジア:Plaza Premium Lounge、Coral Loungeなど
- 一部レストラン:空港内レストランでの食事クレジット
実際の活用例
私の場合、年に4回程度海外旅行をするため、Priority Passだけでも年会費の元を取っている実感があります。
特に、長時間のトランジットや早朝フライト前の待ち時間に、ラウンジで食事やシャワーを利用できるのは非常に快適です。
旅行保険と各種プロテクション
Chase Sapphire Reserveには、プレミアムカードにふさわしい充実した旅行保険が付帯します。
Trip Cancellation & Interruption Insurance(旅行キャンセル・中断保険)
- 補償額:最大10,000ドル/人、20,000ドル/旅行
- 対象:病気、怪我、悪天候などによる旅行のキャンセルまたは中断
家族での旅行や高額な旅行を予約する際、この保険があることで安心感が大きく違います。
Trip Delay Reimbursement(旅行遅延補償)
- 補償額:最大500ドル/人
- 条件:フライトまたは旅行が6時間以上遅延した場合
- 対象:食事、宿泊、日用品などの購入費用
悪天候や機材トラブルでフライトが遅延した際、ホテル代や食事代が補償されるため、予期せぬ出費を心配する必要がありません。
Baggage Delay Insurance(手荷物遅延保険)
- 補償額:最大100ドル/日、最大5日間
- 条件:手荷物が6時間以上遅延した場合
- 対象:衣類、トイレタリー用品など必需品の購入費用
Lost Luggage Reimbursement(紛失手荷物補償)
- 補償額:最大3,000ドル/人
- 対象:旅行中に手荷物が紛失、損傷、盗難に遭った場合
Emergency Medical & Dental Insurance(緊急医療・歯科保険)
- 補償額:最大2,500ドル
- 対象:海外旅行中の緊急医療・歯科治療
海外での予期せぬ医療費も補償されるため、海外旅行保険に別途加入する必要性が低くなります。
Emergency Evacuation & Transportation(緊急避難・搬送)
- 補償額:最大100,000ドル
- 対象:医療上の理由で緊急搬送が必要な場合
Primary Rental Car Insurance(自動車保険・Primary適用)
Chase Sapphire Reserveの大きな特徴の一つが、Primary(優先適用)のレンタカー保険です。
- 補償額:最大60,000ドル(MSRP 125,000ドル以下の車両が対象)
- 対象:レンタカーの衝突、盗難、損傷
- 期間:連続31日まで
PrimaryとSecondaryの違い
多くのクレジットカードは、Secondary(二次的)適用のレンタカー保険です。
これは、まず自分の自動車保険を使い、その上でカバーされない部分をクレジットカードの保険で補うという仕組みです。
一方、Chase Sapphire ReserveのPrimary保険は、自分の自動車保険を使わずに、カードの保険が最初に適用されます。
つまり、レンタカー会社の高額な保険(CDW/LDW)に加入する必要がなく、毎回15〜30ドルの節約になります。
Purchase Protection(購入保護)
- 補償額:最大500ドル/アイテム
- 期間:購入後120日以内
- 対象:このカードで購入した商品の損傷・盗難
Extended Warranty Protection(保証延長)
- 延長期間:メーカー保証(3年以下)を最大1年延長(最長4年まで)
- 対象:米国メーカー保証が付いている商品
高額な電子機器を購入する際、保証が自動的に延長されるのは非常に心強い特典です。
※補償内容の詳細や条件は、公式のTerms & Conditionsをご確認ください。
Global EntryとTSA PreCheck申請費用クレジット
Chase Sapphire Reserveでは、Global EntryまたはTSA PreCheckの申請費用が4年ごとにクレジットとして還元されます。
Global Entryとは
Global Entryは、米国入国審査を専用レーンで迅速に通過できるプログラムです。
- 費用:100ドル(5年間有効)
- 特典:
- 米国入国時に自動キオスクで審査完了(通常の入国審査列をスキップ)
- TSA PreCheck資格も自動的に含まれる
- 待ち時間を大幅に短縮(通常数分で通過可能)
TSA PreCheckとは
TSA PreCheckは、空港セキュリティチェックを専用レーンで迅速に通過できるプログラムです。
- 費用:78〜85ドル(5年間有効)
- 特典:
- 靴、ベルト、軽いジャケットを脱ぐ必要なし
- ノートパソコンや液体をバッグから出す必要なし
- 専用レーンで通常5分以内に通過可能
どちらを申し込むべきか
海外旅行が多い方はGlobal Entry、国内旅行のみの方はTSA PreCheckがおすすめです。
ただし、Global EntryにはTSA PreCheckも含まれているため、費用差がわずかであることを考えると、Global Entryの方が総合的にお得です。
他カードとの比較
Chase Sapphire Reserveと、他の人気トラベルカードを比較してみましょう。
| 比較項目 | Chase Sapphire Reserve | Chase Sapphire Preferred | Amex Platinum |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 795ドル | 95ドル | 895ドル |
| 入会ボーナス | 125,000ポイント | 75,000ポイント | 80,000ポイント |
| トラベル還元率 | 8倍(Chase Travel)/ 4倍(航空会社・ホテル直接) | 5倍(Chase Travel)/ 2倍(その他旅行) | 5倍(航空券・ホテル予約サイト経由) |
| レストラン還元率 | 3倍(世界中) | 3倍 | 1倍 |
| ポイント価値(トラベル) | 1.5セント | 1.25セント | 1〜1.5セント(航空会社移行時) |
| 年間クレジット合計 | 最大2,270ドル相当(詳細は本文参照) | 50ドル(ホテル) | 約1,000ドル相当(複数クレジット) |
| Priority Pass | あり(本人+ゲスト2名) | なし | あり(本人のみ) |
| レンタカー保険 | Primary | Secondary | Primary |
| Global Entry/TSA PreCheck | あり | なし | あり |
| おすすめの人 | 旅行好き・年間トラベル支出が多い人 | 初めての旅行カード・年会費を抑えたい人 | 航空会社ラウンジ重視・Amexエコシステム好き |
Chase Sapphire Reserve vs Chase Sapphire Preferred
同じChaseのSapphireシリーズで、どちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。
年会費差は700ドル(795ドル – 95ドル)と大きいですが、以下の特典差で十分カバーできます。
- 年間クレジット合計:最大2,270ドル相当(Preferredは50ドル)
- ポイント還元率:Chase Travel 8倍、航空会社・ホテル直接予約 4倍(Preferredは5倍と2倍)
- ポイント価値の差:トラベルポータルで0.25セント/ポイント高い
- Priority Pass:年会費469ドル相当
- Primary自動車保険:レンタカー1回で15〜30ドル節約
- IHG Platinum Eliteステータス自動付与
年間の旅行支出が5,000ドル以上、レストラン支出が多い方、または各種クレジット(The Edit、Exclusive Tables、StubHubなど)を活用できる方は、Reserveの方が圧倒的にお得になる可能性が高いです。
一方、年会費を抑えたい方や、旅行の頻度が少ない方、クレジット特典をあまり活用できない方は、Preferredが適しています。
Chase Sapphire Reserve vs Amex Platinum
プレミアムトラベルカードの二大巨頭として、よく比較されるカードです。
Amex Platinumは、航空会社ラウンジ(Delta、Centurion、Amexラウンジ)へのアクセスが優れています。
一方、Chase Sapphire Reserveは、レストランでの高還元率(3倍)、トラベルクレジットの使いやすさ(自動適用)、柔軟なポイント利用が魅力です。
私の場合、レストラン利用が多いこと、トラベルクレジットが自動適用される利便性から、Chase Sapphire Reserveをメインカードとして使っています。
メリットとデメリット
Chase Sapphire Reserveの長所と短所を整理します。
メリット
- 年間クレジット合計最大2,270ドル相当:トラベル、宿泊、ダイニング、エンターテイメント、サブスクリプションなど充実
- 驚異的な高還元率:Chase Travel 12%、航空会社・ホテル直接予約 6%、ダイニング 4.5%
- Priority Pass Select:年会費469ドル相当の特典(本人+ゲスト2名無料)
- IHG Platinum Eliteステータス:2027年12月31日まで自動付与
- 柔軟なポイント利用:トラベルポータル、航空会社、ホテル、キャッシュバックなど
- Primary自動車保険:レンタカー保険不要(最大60,000ドル補償)
- 充実した旅行保険:Trip Cancellation最大10,000ドルなど手厚い補償
- 海外取引手数料無料:海外旅行・海外サイトでの買い物でも手数料なし
- Global Entry/TSA PreCheck無料:空港での待ち時間短縮
- Apple TV+ & Apple Music無料:年間250ドル相当
- DoorDash特典:DashPass無料+毎月10ドルクレジット(年間216ドル相当)
- ポイント有効期限なし:カード保有中は失効しない
デメリット
- 非常に高額な年会費:795ドルは大きな支出(2025年6月に550ドルから値上げ)
- 家族カードも有料:75ドル/枚
- Chase 5/24ルールの対象:過去24か月に5枚以上カード開設していると審査落ちの可能性
- 高いクレジットスコア必要:FICO 720以上が目安
- クレジット特典を活用しないと損:The Edit、Exclusive Tables、StubHubなどのクレジットを使わない場合は年会費分の価値を得にくい
- 一部特典に制限あり:The Editは厳選ホテル、Exclusive Tablesは加盟レストランのみ
- Priority Passのゲスト制限:2名まで無料、3人目以降は1人32ドル
審査基準とクレジットスコア
Chase Sapphire Reserveは、Chaseのプレミアムカードであり、審査基準も高めです。
必要なクレジットスコア
このカードの審査通過には、FICO 720以上が目安とされています。
Excellent〜Good creditの範囲であることが求められます。
Chase 5/24ルールとは
Chaseには「5/24ルール」という独自の審査基準があります。
これは、過去24か月以内に5枚以上のクレジットカード(Chase以外も含む)を開設していると、Chaseカードの審査に通りにくくなるというルールです。
Chase Sapphire Reserveも5/24ルールの対象であるため、申し込み前にカード開設履歴を確認することをおすすめします。
審査通過のポイント
- クレジットスコアFICO 720以上を維持する
- 過去24か月のカード開設枚数を4枚以下にする
- 既存のChaseカードで良好な支払い履歴を作る
- 年収に対して無理のない与信額を申請する
- クレジットヒストリーを最低2年以上構築する
既存のChase Sapphire Preferredからのアップグレード
既にChase Sapphire Preferredを保有している場合、ReserveへのProduct Change(カードアップグレード)も可能です。
この場合、5/24ルールにカウントされず、新規カード開設扱いにならないため、クレジットスコアへの影響も最小限です。
ただし、入会ボーナスは受け取れないため、入会ボーナスを重視する場合は新規申し込みがおすすめです。
こんな人におすすめ
Chase Sapphire Reserveは、以下のような方に特におすすめです。
✅ おすすめできる人
- 年間5,000ドル以上の旅行支出がある人:高還元率と充実したクレジットで元が取れる
- 高級ホテルやレストランを利用する人:The Edit(500ドル)、Exclusive Tables(300ドル)のクレジットが活用できる
- エンターテイメントが好きな人:StubHub 300ドルクレジットでコンサートやスポーツ観戦
- AppleサービスユーザーまたはPeloton会員:年間370ドル相当が無料
- レストラン利用が多い人:世界中のダイニングで実質4.5%還元
- 海外旅行によく行く人:Priority Pass、旅行保険、海外取引手数料無料が便利
- 出張が多いビジネスパーソン:ラウンジアクセス、IHG Platinum Elite、Primary自動車保険が役立つ
- レンタカーをよく使う人:Primary保険で毎回15〜30ドル節約
- IHGホテル利用者:Platinum Eliteステータスで部屋アップグレードなどの特典
- 長期的にポイントを貯めたい人:ポイント失効なしで安心
- Chase Ultimate Rewardsエコシステムを活用したい人:柔軟なポイント利用が魅力
- 高いクレジットスコアを持つ人:FICO 720以上
❌ あまりおすすめできない人
- 年間の旅行支出が少ない人:年会費795ドルの価値を得にくい
- 各種クレジット特典を活用できない人:The Edit、Exclusive Tables、StubHubを使わない場合は価値が大幅に減少
- 高級ホテルやレストランをあまり利用しない人:主要なクレジット特典の恩恵を受けられない
- Appleサービスを使わない人:年間250ドル相当の特典が無駄になる
- レストラン・旅行以外の支出が多い人:通常カテゴリは1倍なので他のカードの方が有利
- クレジットスコアが720未満の人:審査通過が難しい
- 既に5/24ルールに引っかかっている人:審査落ちの可能性が高い
- 年会費を払いたくない人:年会費無料カードを検討すべき
- 特定の航空会社ラウンジを重視する人:Amex Platinumの方が良い
よくある質問
Q. 年会費795ドルは本当に元が取れますか?
A. 各種クレジット特典を活用できる方なら、十分元が取れます。年間クレジット合計は最大2,270ドル相当(トラベル300ドル、The Edit 500ドル、Exclusive Tables 300ドル、StubHub 300ドル、Apple 250ドル、Peloton 120ドル、DoorDash 216ドル、Priority Pass 469ドル相当など)。これらを活用すれば年会費を大きく上回る価値を得られます。
Q. 300ドルトラベルクレジットはどのように適用されますか?
A. 旅行関連のカテゴリ(航空券、ホテル、レンタカー、タクシー、Uber、駐車場など)で支払いをすると、自動的にクレジットが適用されます。特別な手続きは不要で、年間300ドルに達するまで自動的に請求額から差し引かれます。
Q. Priority Passのゲストは何人まで無料ですか?
A. 本会員+ゲスト2名まで無料です。3人目以降は1人につき32ドルかかります。
Q. Chase Sapphire PreferredからReserveにアップグレードできますか?
A. はい、Product Change(カードアップグレード)が可能です。ただし、入会ボーナスは受け取れません。入会ボーナスが欲しい場合は、新規申し込みをおすすめします。
Q. Primary自動車保険とSecondary保険の違いは?
A. Primary保険は、自分の自動車保険を使わずに、カードの保険が最初に適用されます。Secondary保険は、まず自分の自動車保険を使い、カバーされない部分をカードの保険で補う仕組みです。Primaryの方が、自分の保険料に影響しないため有利です。
Q. ポイントの有効期限はありますか?
A. カードを保有している限り、ポイントは失効しません。長期的にポイントを貯めて、大きな旅行に使うことも可能です。
Q. Chase 5/24ルールとは何ですか?
A. 過去24か月以内に5枚以上のクレジットカードを開設していると、Chaseカードの審査に通りにくくなるルールです。このカードも5/24ルールの対象です。
Q. 海外旅行保険は自動付帯ですか?
A. いいえ、旅行代金をこのカードで支払った場合に適用される「利用付帯」です。航空券やホテル代をカードで支払えば保険が有効になります。
Q. DoorDash特典はどのように利用しますか?
A. カード発行後、Chase Ultimate RewardsポータルからDashPass会員登録をすると、1年間無料でDashPassが利用できます。対象レストランでの配達手数料無料と注文割引が受けられます。
Q. Global EntryとTSA PreCheckはどちらを申し込むべきですか?
A. 海外旅行が多い方はGlobal Entryがおすすめです。Global EntryにはTSA PreCheckも含まれているため、両方の特典を利用できます。
申し込み方法と注意点
Chase Sapphire Reserveへの申し込み方法を解説します。
申し込み前の準備
- クレジットスコアを確認:FICO 720以上が目安
- 過去24か月のカード開設枚数を確認:5/24ルール対策
- Chase Ultimate Rewardsアカウントを作成:既存のChaseカードがあればアカウント連携が簡単
- 個人情報を準備:住所、年収、SSN(Social Security Number)など
申し込みの流れ
- Chase公式サイトまたは紹介リンクから申し込みページへアクセス
- 個人情報を入力(氏名、住所、年収、SSNなど)
- 申し込み送信
- 審査結果を待つ(即時承認〜数日かかる場合も)
申し込み時の注意点
- 紹介リンクを活用:紹介リンク経由だと、さらにボーナスポイントが付く場合があります
- 正確な情報を入力:年収や住所の虚偽申告は審査落ちの原因になります
- 5/24ルールを確認:過去24か月のカード開設枚数が5枚以上なら、しばらく待ってから申し込む
- 入会ボーナス条件を確認:3か月以内に6,000ドル利用が必要です(125,000ポイント)
- 既存のSapphire保有者は注意:Sapphire Preferred/Reserveを過去48か月以内に保有して入会ボーナスを受け取っている場合、新規入会ボーナスは受け取れません
まとめ
Chase Sapphire Reserveは、年会費795ドル(2025年6月に550ドルから値上げ)の最高級プレミアムカードです。値上げに伴い特典が大幅に強化され、旅行好き、グルメ、エンターテイメント好きな方には非常に価値の高いカードとなりました。
年間クレジット合計最大2,270ドル相当(トラベル、The Edit宿泊、Exclusive Tablesダイニング、StubHubエンターテイメント、Apple、Peloton、DoorDashなど)、Chase Travelで実質12%還元、航空会社・ホテル直接予約で実質6%還元、ダイニングで実質4.5%還元、Priority Pass Select会員資格(469ドル相当)、IHG Platinum Eliteステータス、Primary自動車保険、充実した旅行保険など、各種クレジットと特典を活用すれば年会費以上の価値を十分に得られます。
私自身、このカードを使い始めてから、旅行がより快適になり、ポイントも効率的に貯まっていることを実感しています。
特に、Priority Passで空港ラウンジを利用できること、レンタカー保険が不要になること、旅行保険が充実していることは、旅行の安心感と快適さを大きく向上させてくれます。
一方、年間の旅行支出が少ない方、レストラン利用が少ない方には、年会費95ドルのChase Sapphire Preferredや、年会費無料のカードの方が適しているかもしれません。
自分の旅行スタイル、年間支出、ライフスタイルに合わせて、最適なカードを選んでくださいね。
以上、少しでも参考になれば幸いです。

