こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。
今回は、Amex Hilton Honors Aspire Card(以下、Aspire)について徹底解説します。
「年会費550ドルは高すぎる?」「ヒルトンダイヤモンドステータスは本当に価値がある?」「年会費を回収する方法は?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際にカードを保有し、米国在住者としての実体験と公式情報に基づいて、このカードの真の価値を詳しく解説していきます。
本記事は、American Express公式サイトおよびTerms & Conditionsに基づき、実際の利用体験を交えて執筆しています。
- Amex Hilton Honors Aspireとは?基本情報まとめ
- ヒルトンダイヤモンドステータスの価値
- 年間クレジット特典700ドルの活用方法
- ポイント還元率とマイル交換
- 旅行特典の詳細
- 他カードとの比較
- 年会費を回収する方法
- よくある質問
- Q. 審査は厳しいですか?
- Q. 年会費を払いたくない場合、Downgradeできますか?
- Q. 家族カードもダイヤモンドステータスが付与されますか?
- Q. 毎年の無料宿泊特典に除外日はありますか?
- Q. 各種クレジット特典は自動適用ですか?
- Q. Priority Passは使えますか?
- Q. 日本に帰国後も使い続けられますか?
- Q. 既にHilton Surpassを持っていますが、Aspireも作れますか?
- Q. リゾートクレジット400ドルとプロパティクレジット100ドルはどのホテルで使えますか?
- Q. サインアップボーナスは必ず150,000ポイントですか?
- Q. ポイントに有効期限はありますか?
- Q. Expediaやホテル予約サイト経由でもボーナスポイントは貯まりますか?
- まとめ
Amex Hilton Honors Aspireとは?基本情報まとめ
Amex Hilton Honors Aspire Cardは、American Expressが発行するヒルトン最上位のクレジットカードです。
年会費は$550と高額ですが、ヒルトンダイヤモンドステータスの自動付与、年間最大$650のクレジット特典など、プレミアムな特典が満載です。
ヒルトン系列ホテルを頻繁に利用する方にとって、年会費以上の価値を十分に得られるカードです。
基本スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行会社 | American Express |
| ブランド | American Express |
| 年会費 | $550 |
| 家族カード(追加カード) | $0(無料、最大4枚まで) |
| 審査・必要クレジットスコア | FICO 670以上が目安(※700+推奨) |
| 入会ボーナス | 3か月以内に$6,000利用で150,000ポイント(通常)、キャンペーン時170,000〜180,000ポイント |
| Hilton系列ホテル | 14ポイント/$1 |
| レストラン(米国内)・航空券直接購入・レンタカー直接予約 | 7ポイント/$1(※条件あり) |
| その他すべての購入 | 3ポイント/$1 |
| 海外取引手数料 | なし(0%) |
| 自動付与ステータス | Hilton Honors Diamond(最上位) |
| 主なメリット | ダイヤモンドステータス、複数のクレジット特典(航空会社手数料$200、リゾート$400、プロパティ$100)、無料宿泊特典 |
| 主なデメリット | 年会費が高額、Priority Pass廃止(2023年10月)、Amex受け入れ率がVisaより低い、5/24ルール対象だがHiltonカードは2枚制限 |
申し込み条件の詳細
Amex Hilton Honors Aspireの承認には、一般的にクレジットスコア670以上が必要とされます。
ただし、年会費$550の高額カードのため、700以上が推奨されます。
Amexカードは、Chaseの5/24ルールの対象ですが、Hiltonカード自体にも制限があります。
過去24か月以内にHiltonカードの入会ボーナスを受け取っている場合、同じHiltonカードの新規入会ボーナスは受けられません。
ただし、異なるHiltonカード(例:Aspire→Surpass、またはその逆)への申請は可能です。
発行会社とブランド
American Expressは、アメリカの大手クレジットカード会社です。
Amexブランドで発行されるため、VisaやMastercardと比べると、受け入れ率がやや低いことがあります。
ただし、アメリカ国内の主要店舗やレストラン、ホテルではほぼ問題なく使えます。
日本への一時帰国時には、コンビニや大手チェーン店では使えますが、小規模店舗では使えないことがあります。
家族カードの価値
Aspireカードは、家族カード(Authorized User)を最大4枚まで無料で発行できます。
家族カード保有者も、Hilton Honors Goldステータスが自動付与されます(ダイヤモンドではなくゴールド)。
配偶者や家族に持たせることで、ポイントを効率的に貯められます。
ヒルトンダイヤモンドステータスの価値
Aspireカードの最大の魅力の一つが、ヒルトンダイヤモンドステータスの自動付与です。
通常、ヒルトンダイヤモンドステータスを獲得するには、年間60泊または120,000ベースポイントが必要ですが、Aspireカード保有者は宿泊なしでこのステータスが手に入ります。
ダイヤモンドステータスの主な特典
- 客室アップグレード:空室状況によりスイートを含む上位客室へ無料アップグレード
- エグゼクティブラウンジアクセス:朝食・カクテルタイム・軽食(ラウンジ付きホテルのみ)
- 飲食クレジット(米国):米国内のホテルでは、ラウンジがない場合、1泊あたり$15〜$25の飲食クレジット(朝食・レストラン・バーで利用可)
- 無料朝食(米国外):米国外のホテルでは、ラウンジがない場合、毎日2名分の無料朝食が提供されます
- ボーナスポイント100%増:宿泊時に通常ポイントの2倍獲得
- マイルストーン特典:20泊以降、10泊ごとに選べる特典
- レイトチェックアウト:空室状況により午後2時まで延長可能
- 5番目の無料宿泊:ポイント宿泊時、連続4泊予約で5泊目が無料
- Space Available Upgrades:予約時にアップグレードリクエスト可能
- 専用チェックインエリア:優先チェックイン
- 48時間前キャンセル保証:柔軟なキャンセルポリシー
朝食・飲食特典の価値
ダイヤモンドステータスの最大の魅力の一つが、朝食・飲食特典です。
エグゼクティブラウンジがあるホテル:ラウンジで朝食・カクテルタイム・軽食が無料で楽しめます(米国内外共通)。
米国内でラウンジがないホテル:1泊あたり$15〜$25の飲食クレジットが付与されます(2021年7月以降の変更)。
- フルサービス・ライフスタイルブランド(Hilton等):$15/泊
- ラグジュアリーブランド(Waldorf Astoria、Conrad等):$25/泊
- このクレジットは朝食以外のレストラン・バーでも利用可能
- ※DoubleTreeなど一部ブランドにはエグゼクティブラウンジがないため、飲食クレジットが適用されます
米国外でラウンジがないホテル:ホテル内レストランで2名分の無料朝食が提供されます。
年間15泊した場合の価値(米国内でラウンジなしホテル想定):
- 飲食クレジット:$15×15泊 = $225/年
- ラウンジアクセスがある場合:1泊あたり$40〜$60相当 × 15泊 = $600〜$900/年
※重要:米国内のヒルトンホテルでは、2021年7月以降、ダイヤモンド会員の朝食特典が「飲食クレジット」に変更されました。
客室アップグレードの実例
ダイヤモンド会員は、空室状況によりスイートルームへのアップグレードが受けられます。
私は実際に、コンラッド大阪、ヒルトン東京、ヒルトン沖縄北谷などでダイヤモンドステータスのおかげでスイートルームへのアップグレードを受けた経験があります。
通常料金なら1泊数万円〜10万円以上する部屋に、スタンダードルーム料金で宿泊できるため、非常に価値の高い特典です。
アップグレードは保証されているわけではありませんが、平日や閑散期には高い確率で適用されます。
エグゼクティブラウンジの価値
高級ヒルトンホテル(Waldorf Astoria、Conrad、Hiltonの一部など)には、エグゼクティブラウンジがあります。
ダイヤモンド会員は、このラウンジを無料で利用できます。
朝食(7〜10時)、午後の軽食(14〜16時)、カクテルタイム(17〜19時)など、1日3回の食事・飲み物が無料で楽しめます。
特にカクテルタイムでは、アルコール飲料、オードブル、軽食が提供されるため、夕食代の節約にもなります。
家族旅行で4人が毎回ラウンジを利用すれば、1泊あたり$100以上の価値があります。
年間クレジット特典700ドルの活用方法
Aspireカードには、年間最大$700のクレジット特典が付帯します。
これは3種類のクレジットに分かれており、それぞれ活用方法が異なります。
航空会社手数料クレジット(年間200ドル)
- 対象航空会社での手荷物料金、座席指定料金、航空券本体の購入などが対象
- 四半期ごとに$50ずつ、年間合計$200まで
- 事前に利用する航空会社を1社選択する必要があります
ヒルトン・リゾートクレジット(年間400ドル)
- 対象となるWaldorf Astoria、Conrad、Hiltonブランドのリゾートホテル(約300軒)で利用可能
- リゾート内の宿泊料金、スパ、レストラン、アクティビティなどで使えます
- 1月〜6月に$200、7月〜12月に$200の合計$400(半年ごとにリセット)
- 対象リゾートは限定されているため、事前に公式サイトで確認が必要
- 前払い料金や返金不可の料金は対象外となる場合があります
ヒルトン・プロパティクレジット(年間100ドル)
- 対象ホテル:Waldorf Astoria Hotels & Resorts、Conrad Hotels & Resorts
- 条件:2泊以上の宿泊が必要
- 予約方法:hiltonhonorsaspirecard.comで予約し、「Aspire Card Benefit rate」を選択、またはHiltonに電話予約(855-292-5757)
- 利用可能:ホテル内のレストラン、スパ、アクティビティなどの有料サービス
- カード会員年度ごとに$100まで
重要:Priority Passは廃止されました
以前はPriority Pass特典が付帯していましたが、2023年10月の改定で廃止されました。
現在、Aspireカードには空港ラウンジアクセス特典は含まれていません。
クレジット特典の活用例
これら3つのクレジットを合計すると年間$700の価値があります。
航空会社手数料クレジット$200(四半期ごとに$50ずつ)は、年間2〜3回の国内旅行で手荷物料金、座席指定料金、航空券本体の購入などに充てることができます。
リゾートクレジット$400は、対象リゾートホテルでの滞在時に宿泊料金やスパ、レストランで使えば、旅行の質を大きく向上させることができます。
プロパティクレジット$100は、Waldorf AstoriaやConradでの2泊以上の宿泊時に、レストランやスパで利用できます。
年会費$550に対して、これらのクレジット(最大$700)を活用すれば、実質的な年会費はマイナス$150になります。
ポイント還元率とマイル交換
Aspireカードは、カテゴリー別の高還元率が魅力です。
通常還元率
基本還元率は、1ドルにつき3ポイントです。
これは他のクレジットカードと比べて高い水準です。
ボーナスカテゴリ
- Hilton系列ホテル:14ポイント/$1
- レストラン(米国内):7ポイント/$1(店内飲食・テイクアウト・デリバリー含む)
- 航空券直接購入(航空会社またはAmex Travel経由):7ポイント/$1
- レンタカー(対象レンタカー会社での直接予約):7ポイント/$1
- その他すべての購入:3ポイント/$1
Hilton系列ホテルで14倍、レストラン・航空券・レンタカーで7倍ポイントが貯まる点は、非常に魅力的です。
特にレストランでの利用が多い方は、日常的に高還元率を享受できます。
米国内のレストランであれば、店内飲食だけでなく、テイクアウトやUber Eats・DoorDashなどのデリバリーサービスも7倍ポイント対象となるため、非常に使い勝手が良いです。
旅行関連の支出でも7倍ポイントが貯まるため、旅行好きには最適なカードです。
※注意:ボーナスカテゴリーの判定は、加盟店のMerchant Category Code(MCC)に基づきます。
第三者サイト(Expedia、Priceline、Kayak等)経由の航空券・レンタカー予約は、ボーナスポイントの対象外となる場合があります。
確実にボーナスポイントを獲得するには、航空会社やレンタカー会社の公式サイトから直接予約することをおすすめします。
ヒルトン宿泊時の驚異的なポイント獲得
ヒルトンホテルにAspireカードで宿泊すると、以下のポイントが積み重なります。
- ベースポイント:10ポイント/$1
- ダイヤモンドボーナス:100%増(10ポイント/$1追加)
- Aspireカード利用ボーナス:14ポイント/$1
- 合計:約34ポイント/$1(最大)
例えば、$200/泊のホテルに3泊すると、約20,400ポイント獲得できます。
これは、無料宿泊特典1〜2泊分に相当します。
ポイントの使い道
Hilton Honorsポイントは、以下の方法で利用できます。
- ヒルトン系列ホテルでの無料宿泊(利用除外日なし)
- ヒルトン系列ホテルでの部屋のアップグレード
- 航空会社マイルへの移行(80社以上、ただしレートは不利)
- Amazon、Lyft、NBAチケットなどでの支払い
- 慈善団体への寄付
ポイント価値の実例
同じポイントでも使い方によって価値が変わります。
| 使い方 | 価値(セント/ポイント) | 100,000ポイントの価値 |
|---|---|---|
| 無料宿泊(スタンダードホテル) | 0.4-0.6¢ | $400-$600 |
| 無料宿泊(中級ホテル) | 0.6-0.8¢ | $600-$800 |
| 無料宿泊(高級ホテル・リゾート) | 0.8-1.5¢ | $800-$1,500 |
| 航空会社マイルへ移行 | 0.2-0.3¢ | $200-$300 |
| Amazon・Lyftでの支払い | 0.2-0.5¢ | $200-$500 |
最もお得なのは、高級ホテルやリゾートでの無料宿泊です。
※注意:ヒルトンはカテゴリー制ではなく、ダイナミックプライシング(変動ポイント制)を採用しています。必要ポイント数は日付・需要により変動します。
ポイント有効期限
Hilton Honorsポイントは、アクティビティがある限り有効期限がありません。
ただし、最後のアクティビティ(ポイント獲得・使用)から24か月間何もないと、ポイントが失効します。
Aspireカードを保有し続けていれば、カード利用でポイントを獲得し続けるため、実質的には無期限です。
旅行特典の詳細
Aspireカードには、年会費$550にふさわしい充実した旅行関連特典が付帯します。
空港ラウンジアクセスについて(重要な変更)
以前、Aspireカード保有者にはPriority Passのプレステージ会員資格が付帯していましたが、2023年10月の改定で廃止されました。
現在、Aspireカードには空港ラウンジアクセス特典は含まれていません。
空港ラウンジアクセスを希望する場合は、Amex Platinum CardやChase Sapphire Reserveなど、他のプレミアムカードの検討をおすすめします。
毎年の無料宿泊特典
Aspireカード保有者は、カード更新後に無料宿泊特典が1泊分付与されます。
この無料宿泊特典は、ヒルトン系列の全ホテルで利用可能で、平日を含む任意の日に利用できます(特定の除外日はありません)。
※重要:特定の除外日(ブラックアウト日)はありませんが、スタンダードルームに空室がある場合に限られます。繁忙期は早めの予約がおすすめです。
高額なWaldorf AstoriaやConradでも利用できるため、$500〜$1,000以上の価値を得られる可能性があります。
さらに、年間$60,000以上カードを利用すると、追加の無料宿泊特典が1泊分付与されます。
私は実際に、この無料宿泊特典をコンラッド大阪で使用し、1泊5万円以上相当の部屋に無料で宿泊した経験があります。
この無料宿泊特典だけで、年会費の大部分を回収できます。
クレジット特典の詳細
Aspireカード保有者は、年間最大$700のクレジット特典を利用できます。
航空会社手数料クレジット$200:対象航空会社での手荷物料金、座席指定料金、航空券本体の購入などに使えます。四半期ごとに$50ずつ、年間合計$200までです。
リゾートクレジット$400:対象のWaldorf Astoria、Conrad、Hiltonブランドのリゾートホテル(約300軒)内の宿泊料金、スパ、レストラン、アクティビティなどで使えます。
リゾートクレジットは、1月〜6月に$200、7月〜12月に$200の合計$400で、半年ごとにリセットされます。
プロパティクレジット$100:Waldorf Astoria、Conradホテルでの2泊以上の宿泊時に、レストラン、スパ、アクティビティなどで使えます。
プロパティクレジットを利用するには、hiltonhonorsaspirecard.comで予約し「Aspire Card Benefit rate」を選択するか、Hiltonに電話予約(855-292-5757)する必要があります。
ただし、対象ホテルや航空会社は限定されているため、事前に公式サイトで確認する必要があります。
私はハワイ旅行の際にリゾートクレジットを使い、スパトリートメントやレストランでの食事に充てました。
※重要:2023年10月の改定で、Priority Pass特典は廃止されました。
旅行保険
このカードで旅行代金を支払うと、以下の保険が自動付帯します。
- Trip Cancellation/Interruption:最大$5,000/1旅行
- Trip Delay:6時間以上の遅延で最大$300(食事・宿泊費)
- Baggage Insurance Plan:最大$2,000/乗客
- Travel Accident Insurance:最大$500,000
※補償内容の詳細は、公式Terms & Conditionsをご確認ください。
レンタカー保険
Secondary CDW(衝突損害補償)が付帯します。
つまり、自分の自動車保険の次に適用されます(Primaryではない)。
それでも、レンタカー会社の保険(1日$25-$35)を断れるため、年間数回のレンタカー利用で大きな節約になります。
購入プロテクション
Aspireカードで購入した商品は、購入から90日間、破損・盗難の保険が適用されます。
補償額は最大$10,000/クレーム、年間$50,000までです。
他カードとの比較
Aspireカードを検討する際、よく比較される主要カードとの違いを見ていきます。
Hiltonカード3種類の比較
| 比較項目 | Aspire | Surpass | Hilton Honors |
|---|---|---|---|
| 年会費 | $550 | $150 | $0 |
| 自動付与ステータス | Diamond | Gold | Silver |
| 年間クレジット特典 | 最大$700(航空会社$200+リゾート$400+プロパティ$100) | なし | なし |
| 実質年会費 | -$150($550 – 最大$700) | $150 | $0 |
| Priority Pass | 廃止(2023年10月) | なし | なし |
| 毎年の無料宿泊 | あり(平日含む任意の日)+ 年間$60,000利用で追加1泊 | あり(年間$15,000利用で1泊分付与) | なし |
| 航空会社手数料クレジット | $200/年(四半期ごとに$50ずつ) | なし | なし |
| リゾートクレジット | $400/年(半年ごとに$200ずつ) | なし | なし |
| プロパティクレジット | $100/年(Waldorf Astoria・Conradで2泊以上) | なし | なし |
| Hilton宿泊 | 14x | 12x | 7x |
| レストラン(米国内) | 7x | 6x | 5x |
| 航空券直接購入 | 7x | 6x | 5x |
| レンタカー直接予約 | 7x | 6x | 5x |
| その他 | 3x | 3x | 3x |
※2025年11月時点の情報です。
Aspire vs Surpass どっちがいい?
ヒルトンに年間3泊以上する方は、Aspireの方がお得です。
理由:
- 年間クレジット特典最大$700で実質年会費がマイナス$150(Surpassは年会費$150)
- ダイヤモンドステータスで飲食特典(米国は飲食クレジット、米国外は無料朝食)・ラウンジアクセス・スイートアップグレード
- 毎年の無料宿泊特典がカード更新時に自動付与(Surpassは年間$15,000利用で1泊分付与)
- 年間$60,000利用で追加の無料宿泊特典
- 航空会社手数料クレジット$200(四半期ごとに$50ずつ)、リゾートクレジット$400(半年ごとに$200ずつ)、プロパティクレジット$100
※注意:Priority Pass特典は2023年10月に廃止されました。
一方、ヒルトンにほとんど宿泊しない方、年会費を抑えたい方は、年会費無料のHilton Honorsカードか、年会費$150のSurpassカードがおすすめです。
Aspire vs Chase IHG Premier 比較
| 比較項目 | Amex Hilton Aspire | Chase IHG Premier |
|---|---|---|
| 年会費 | $550 | $99 |
| 年間クレジット特典 | 最大$700 | なし |
| 実質年会費 | -$150(最大) | $99 |
| 自動付与ステータス | Hilton Diamond | IHG Platinum |
| 朝食・飲食特典 | あり(米国は飲食クレジット、米国外は無料朝食) | なし(Platinum特典では不可) |
| ラウンジアクセス | あり(Diamond特典) | ホテルによる |
| Priority Pass | 廃止(2023年10月) | なし |
| 毎年の無料宿泊 | あり(平日含む任意の日)+ 年間$60,000利用で追加1泊 | あり(40,000ポイントまで) |
※2025年11月時点の情報です。
ヒルトン派ならAspire、IHG派ならIHG Premierという選択になります。
両方保有することで、宿泊先の選択肢が大きく広がり、最上位ステータスを2つ同時に維持できます。
初心者はどれから始めるべきか
クレジットヒストリーが浅い方、年会費を抑えたい方は、年会費無料のAmex Hilton Honorsカードから始めるのがおすすめです。
クレジットスコアが700以上あり、ヒルトンに年間5泊以上する方は、最初からAspireカードを申請する価値があります。
私は、渡米2年目にAspireカードを取得し、以来ずっと保有し続けています。
年会費を回収する方法
年会費$550は一見高額に見えますが、以下の特典を活用すれば簡単に回収できます。
年会費回収の計算例
| 特典 | 価値 |
|---|---|
| 航空会社手数料クレジット | $200 |
| リゾートクレジット | $400 |
| プロパティクレジット | $100 |
| 毎年の無料宿泊特典(高級ホテル利用) | $500〜$1,000 |
| 年間$60,000利用で追加無料宿泊特典 | $500〜$1,000 |
| 朝食・飲食特典(ダイヤモンド特典、年10泊) | $150〜$600(※米国は飲食クレジット、米国外は無料朝食) |
| 合計 | $2,100〜$3,300 |
つまり、Aspireカードを適切に活用すれば、年会費$550に対して$2,100〜$3,300の価値を得られる可能性があります。
これは、年会費の3.9〜6倍程度の価値です。
※注意:2023年10月の改定により、Priority Pass特典(約$469相当)は廃止されました。
最低限の活用でも年会費を回収可能
以下の最低限の利用でも、年会費を回収できます。
- 航空会社手数料クレジット(手荷物料金、航空券など):$200
- リゾートクレジットの一部または全額利用:$200〜$400
- 毎年の無料宿泊特典を1回使用:$300〜$1,000
- 合計:$700〜$1,600
つまり、クレジット特典+無料宿泊特典を使うだけで、年会費を大きく上回る価値が得られます。
よくある質問
Q. 審査は厳しいですか?
A. FICO 670以上が目安ですが、年会費$550の高額カードのため700以上が推奨されます。
Amexカードは、クレジットヒストリーが6ヶ月以上あれば申請可能です。
既にAmexカードを保有している場合、承認されやすい傾向があります。
Q. 年会費を払いたくない場合、Downgradeできますか?
A. はい、1年後にAmex Hilton Surpass(年会費$150)またはAmex Hilton Honors(年会費無料)にダウングレード可能です。
ただし、ダイヤモンドステータス、各種クレジット特典(航空会社手数料、リゾート、プロパティ)などの特典は失われます。
ポイントは保持されるので、引き続きヒルトンホテルで使えます。
Q. 家族カードもダイヤモンドステータスが付与されますか?
A. いいえ、家族カード(Authorized User)にはゴールドステータスが付与されます(ダイヤモンドではありません)。
ただし、家族カードで貯めたポイントは主カード会員のアカウントに統合されます。
Q. 毎年の無料宿泊特典に除外日はありますか?
A. 特定の除外日(ブラックアウト日)はありません。平日を含む任意の日に利用可能です。
ただし、以下の条件があります:
- 空室状況:スタンダードルームに空室がある場合に限られます
- 対象ホテル:ヒルトン系列の全ホテルで利用可能ですが、一部のホテルやリゾートが対象外となる場合があります
繁忙期や特別なイベント期間中は、空室がないため利用できない可能性があります。
早めの予約がおすすめです。
なお、年間$60,000以上カードを利用すると、追加の無料宿泊特典が1泊分付与されます。
Q. 各種クレジット特典は自動適用ですか?
A. 航空会社手数料クレジットは、事前に利用する航空会社を1社選択する必要があります。
選択後、対象となる手荷物料金、座席指定料金、航空券本体の購入などを支払うと、自動的にステートメントクレジットとして適用されます(四半期ごとに$50ずつ、年間$200まで)。
リゾートクレジットは、対象ホテルで利用すると自動適用されます。
プロパティクレジットは、hiltonhonorsaspirecard.comで「Aspire Card Benefit rate」を選択して予約するか、Hiltonに電話予約(855-292-5757)する必要があります。
Q. Priority Passは使えますか?
A. いいえ、2023年10月の改定でPriority Pass特典は廃止されました。
現在、Aspireカードには空港ラウンジアクセス特典は含まれていません。
空港ラウンジアクセスを希望する場合は、Amex Platinum CardやChase Sapphire Reserveなどの検討をおすすめします。
Q. 日本に帰国後も使い続けられますか?
A. はい、Amexは日本でも広く受け入れられています(ただしVisaより受け入れ率は低い)。
日本の住所でOKです。米国住所がなくても、日本の住所でカードを維持できます。
日本のヒルトンホテルでもダイヤモンドステータス特典が利用できるため、継続保有する価値はあります。
Q. 既にHilton Surpassを持っていますが、Aspireも作れますか?
A. はい、異なる種類のHiltonカードは複数保有可能です。
ただし、過去24か月以内にAspireカードの入会ボーナスを受け取っている場合、再度の入会ボーナスは受けられません。
Q. リゾートクレジット400ドルとプロパティクレジット100ドルはどのホテルで使えますか?
A. リゾートクレジットは、Waldorf Astoria、Conrad、Hiltonブランドの指定リゾートホテル(約300軒)が対象です。
1月〜6月に$200、7月〜12月に$200の合計$400で、半年ごとにリセットされます。
プロパティクレジット$100は、Waldorf Astoria、Conradホテルでの2泊以上の宿泊時に利用できます。
プロパティクレジットを利用するには、hiltonhonorsaspirecard.comで予約し「Aspire Card Benefit rate」を選択するか、Hiltonに電話予約(855-292-5757)する必要があります。
対象ホテルは限定されているため、事前にAmex公式サイトで確認してください。
Q. サインアップボーナスは必ず150,000ポイントですか?
A. 入会ボーナスは時期により変動します。
通常は150,000ポイント($6,000利用)ですが、キャンペーン時には170,000〜180,000ポイントになることがあります。
申請前に、紹介リンクや公式サイトのオファーを確認することをおすすめします。
Q. ポイントに有効期限はありますか?
A. 最後のアクティビティ(ポイント獲得・使用)から24か月間何もないと、ポイントが失効します。
Aspireカードを保有し続け、カード利用でポイントを獲得していれば、実質的には無期限です。
Q. Expediaやホテル予約サイト経由でもボーナスポイントは貯まりますか?
A. いいえ、第三者サイト(Expedia、Priceline、Kayak、Hotels.com等)経由の予約は、ボーナスポイント対象外となる場合が多いです。
ボーナスカテゴリーの判定は、加盟店のMerchant Category Code(MCC)に基づいて行われます。
確実に7倍ポイントを獲得するには、以下を推奨します:
- 航空券:航空会社の公式サイトまたはAmex Travel経由で直接予約
- レンタカー:レンタカー会社(Hertz、Enterprise、Budget等)の公式サイトから直接予約
- レストラン:米国内のレストランでの店内飲食、テイクアウト、デリバリー(Uber Eats、DoorDash等も対象)
まとめ
Amex Hilton Honors Aspireは、年会費$550で最上位のヒルトンダイヤモンドステータスが手に入る、非常に価値の高いカードです。
ヒルトン系列ホテルを頻繁に利用する方、旅行好きの方、ラグジュアリーな宿泊体験を求める方には特におすすめできます。
Aspireカードの主な価値:
- 年間最大$700のクレジット特典(航空会社手数料$200、リゾート$400、プロパティ$100)
- 毎年の無料宿泊特典(平日含む任意の日、$500〜$1,000相当)
- 年間$60,000利用で追加の無料宿泊特典($500〜$1,000相当)
- ヒルトンダイヤモンドステータス自動付与(飲食特典・ラウンジアクセス・スイートアップグレード)
- Hilton系列ホテルで14倍ポイント、レストラン・航空券・レンタカーで7倍ポイント
- 入会ボーナス150,000ポイント(通常)、キャンペーン時170,000〜180,000ポイント($750〜$1,800相当)
これらの特典を活用すれば、年会費$550に対して$2,100〜$3,300以上の価値を得られる可能性があります。
※重要:2023年10月の改定により、Priority Pass特典は廃止されました。
一方、ヒルトンにほとんど宿泊しない方、年会費を一切払いたくない方、空港ラウンジアクセスを重視する方(Priority Passは廃止)、Amexの受け入れ率が気になる方には向いていません。
ヒルトンに年間数泊以上する方、ダイヤモンドステータスの特典を享受したい方、年間$60,000以上カードを利用できる方は、Aspireカードを検討する価値が十分にあります。
自分の旅行スタイルに合わせて、最適なカードを選んでくださいね。
入会ボーナスは時期により変動するため、申請前に最新のオファーを確認することをおすすめします。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
