こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。
今回は、Amex Hilton Honors Business Card(以下、Hilton Business)について徹底解説します。
「ビジネスカードは審査が厳しい?」「年会費195ドルは高い?」「ヒルトンゴールドステータスの価値は?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際にビジネスカードを保有し、米国在住者としての実体験と公式情報に基づいて、このカードの真の価値を詳しく解説していきます。
本記事は、American Express公式サイトおよびTerms & Conditionsに基づき、実際の利用体験を交えて執筆しています。
- Amex Hilton Honors Businessとは?基本情報まとめ
- ヒルトンゴールドステータスの価値
- ポイント還元率とマイル交換
- 年間240ドルのHiltonクレジット
- ビジネス特典の詳細
- 旅行関連特典の詳細
- 他カードとの比較
- 年会費回収の方法
- よくある質問
- Q. ビジネスカードの審査は厳しいですか?
- Q. 個人事業主やフリーランスでも申請できますか?
- Q. ビジネスを持っていないのに申請できますか?
- Q. 従業員カードもゴールドステータスが付与されますか?
- Q. Hiltonクレジット240ドルを最大限活用するには?
- Q. 個人のHiltonカードと併用できますか?
- Q. ビジネスカードの利用は個人のクレジットスコアに影響しますか?
- Q. ゴールドステータスで無料朝食は必ず受けられますか?
- Q. 日本に帰国後も使い続けられますか?
- Q. サインアップボーナスは必ず175,000ポイントですか?
- Q. ポイントに有効期限はありますか?
- Q. 2024年3月の改悪をどう評価すべきですか?
- まとめ
Amex Hilton Honors Businessとは?基本情報まとめ
Amex Hilton Honors Business Cardは、American Expressが発行するヒルトンのビジネスクレジットカードです。
年会費は195ドルですが、ヒルトンゴールドステータスの自動付与、高還元率、年間240ドルのHiltonクレジットなど、ビジネス利用に最適な特典が満載です。
個人事業主やフリーランス、スモールビジネスオーナーにとって、年会費以上の価値を十分に得られるカードです。
基本スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発行会社 | American Express |
| ブランド | American Express |
| 年会費 | 195ドル |
| 従業員カード(追加カード) | 無料(最大99枚まで) |
| 審査・必要クレジットスコア | FICO 680以上が目安(ビジネスクレジットヒストリー不要) |
| 入会ボーナス | 6か月以内に8,000ドル利用で175,000ポイント(※2026年1月14日までの期間限定オファー) |
| Hilton系列ホテル | 12ポイント/ドル |
| その他の購入(最初の10万ドルまで) | 5ポイント/ドル |
| その他の購入(10万ドル以降) | 3ポイント/ドル |
| 海外取引手数料 | なし(0%) |
| 自動付与ステータス | Hilton Honors Gold |
| 主なメリット | ゴールドステータス、年間240ドルHiltonクレジット、高還元率、ビジネス支出の分離管理 |
| 主なデメリット | 2024年3月に年会費が95ドルから195ドルへ値上げ、Priority Pass非付帯、無料宿泊特典なし |
2024年3月のカードリニューアルについて
このカードは2024年3月28日に大幅にリニューアルされました。
年会費が95ドルから195ドルへ値上げされた一方で、新たな特典も追加されています。
追加された主な特典:
- 年間240ドルのHiltonクレジット(四半期ごとに最大60ドル)
- National Car Rental Emerald Club Executive status(無料付帯)
- 還元率の向上(一般カテゴリーで3xから5xへ、ただし年間10万ドルまで)
削除された特典:
- Priority Pass(年間10回の無料ラウンジアクセス)
- 年間支出に基づく無料宿泊特典(1.5万ドルで1泊、6万ドルで追加1泊)
申し込み条件の詳細
Amex Hilton Honors Businessの承認には、一般的にクレジットスコア680以上が必要とされます。
ビジネスカードですが、個人のクレジットスコアで審査されるため、ビジネスのクレジットヒストリーは不要です。
個人事業主やフリーランスでも申請可能で、ビジネスの規模は問われません。
Amexカードは、Chaseの5/24ルールの対象外ですが、Hiltonカード自体には制限があります。
過去24か月以内にHiltonカードの入会ボーナスを受け取っている場合、同じHiltonカードの新規入会ボーナスは受けられません。
ただし、異なるHiltonカード(例:Business→Aspire、またはその逆)への申請は可能です。
ビジネスカードとは?個人カードとの違い
ビジネスカードは、ビジネス支出を個人支出から分離できる点が最大のメリットです。
税務申告時に経費の管理が簡単になり、会計処理が効率化されます。
また、ビジネスカードの利用は個人のクレジットレポートに影響しないため、クレジットスコアへの影響を最小限に抑えられます。
ただし、支払いの滞納があれば個人のクレジットに悪影響を及ぼすため、適切な管理が重要です。
従業員カード(Employee Card)の価値
Hilton Businessカードは、従業員カード(Employee Card)を最大99枚まで無料で発行できます。
Hilton Honors Goldステータスは基本カード会員に付与されますが、追加カード会員(従業員カード保有者)への付与可否は運用や紐付け(Hilton Honors番号の扱い)により変わる可能性があります。
従業員カードを発行する場合は、申請後のHilton Honorsアカウント表示でステータス付与の有無を確認することをおすすめします。
従業員に持たせることで、ビジネス旅行時の支出を一元管理でき、ポイントも効率的に貯められます。
各従業員カードごとに支出制限を設定することも可能です。
ヒルトンゴールドステータスの価値
Hilton Businessカードの最大の魅力の一つが、ヒルトンゴールドステータスの自動付与です。
通常、ヒルトンゴールドステータスを獲得するには、年間20泊または40,000ベースポイントが必要ですが、Businessカード保有者は宿泊なしでこのステータスが手に入ります。
ゴールドステータスの主な特典
- 客室アップグレード:空室状況により上位客室へ無料アップグレード(スイートを除く)
- 無料朝食またはボーナスポイント:ホテルにより異なる(多くのホテルで朝食無料)
- ボーナスポイント80%増:宿泊時に通常ポイントの1.8倍獲得
- マイルストーン特典:20泊以降、10泊ごとに選べる特典
- レイトチェックアウト:空室状況により午後1時まで延長可能
- 専用チェックインエリア:優先チェックイン
- 無料Wi-Fi:スタンダードインターネットアクセス無料
- 2本目のボトルウォーター:毎日2本の無料ボトルウォーター
無料朝食またはボーナスポイント
ゴールドステータスの最大の魅力の一つが、無料朝食またはボーナスポイントの選択です。
多くのヒルトンブランドホテル(Hampton Inn、Homewood Suites、Home2 Suitesなど)では、もともと朝食が無料で含まれています。
それ以外のホテル(Hilton、DoubleTree、Embassyなど)では、ゴールド会員は無料朝食またはボーナスポイント(通常1,000ポイント/泊)を選択できます。
朝食は1名あたり15〜30ドル程度かかることが多いため、年間10泊すれば、それだけで150〜300ドルの価値があります。
客室アップグレードの実例
ゴールド会員は、空室状況により上位客室へのアップグレードが受けられます。
スイートルームへのアップグレードは対象外ですが、デラックスルームやエグゼクティブルームへのアップグレードは頻繁に受けられます。
私はビジネス出張時、平日のDoubleTreeでエグゼクティブルームにアップグレードされた経験が何度もあります。
通常料金なら1泊50ドル以上高い部屋に、追加料金なしで宿泊できました。
ゴールド vs ダイヤモンド:どれくらい違う?
Hilton Businessカードで得られるゴールドステータスは、Aspireカードで得られるダイヤモンドステータスと比べると以下の違いがあります。
| 特典 | ゴールド | ダイヤモンド |
|---|---|---|
| 客室アップグレード | スイート除く | スイートを含む |
| 無料朝食 | ホテルによる | 全ホテルで2名分 |
| エグゼクティブラウンジ | なし | あり |
| ボーナスポイント | 80%増 | 100%増 |
| レイトチェックアウト | 午後1時まで | 午後2時まで |
| 5番目の無料宿泊 | あり(ゴールド以上) | あり |
年間3泊未満のヒルトン利用であれば、ゴールドステータスで十分な価値があります。
年間5泊以上、またはスイートアップグレードやラウンジアクセスを重視する方は、Aspireカードの検討をおすすめします。
ポイント還元率とマイル交換
Hilton Businessカードは、カテゴリー別の高還元率が魅力です。
通常還元率
基本還元率は、1ドルにつき5ポイントです(年間最初の10万ドルまで)。
10万ドルを超えた支出については、1ドルにつき3ポイントとなります。
これは、他の一般的なクレジットカード(1倍)と比べて3〜5倍の還元率です。
ボーナスカテゴリ
- Hilton系列ホテル:12ポイント/ドル(12倍)
- その他すべての購入(最初の10万ドルまで):5ポイント/ドル(5倍)
- その他すべての購入(10万ドル以降):3ポイント/ドル(3倍)
年間10万ドルまでの支出で5倍ポイントが貯まる点は、ビジネス支出が多い方にとって非常に魅力的です。
月に約8,300ドルをビジネス関連で使う場合、月間41,500ポイント(年間500,000ポイント)を獲得できます。
これだけで5〜10泊分の無料宿泊に相当します(※ホテルカテゴリーによる)。
ヒルトン宿泊時のポイント獲得
ヒルトンホテルにBusinessカードで宿泊すると、以下のポイントが積み重なります。
- ベースポイント:10ポイント/ドル
- ゴールドボーナス:80%増(8ポイント/ドル追加)
- Businessカード利用ボーナス:12ポイント/ドル
- 合計:約30ポイント/ドル(最大)
例えば、150ドル/泊のホテルに3泊すると、約13,500ポイント獲得できます。
これは、カテゴリー2〜3のホテルで無料宿泊1泊分に相当します。
ポイントの使い道
Hilton Honorsポイントは、以下の方法で利用できます。
- ヒルトン系列ホテルでの無料宿泊(利用除外日なし)
- ヒルトン系列ホテルでの部屋のアップグレード
- 航空会社マイルへの移行(80社以上、ただしレートは不利)
- Amazon、Lyft、NBAチケットなどでの支払い
- 慈善団体への寄付
ポイント価値の実例
同じポイントでも使い方によって価値が変わります。
| 使い方 | 価値(セント/ポイント) | 100,000ポイントの価値 |
|---|---|---|
| 無料宿泊(カテゴリー1-3) | 0.4-0.6¢ | 400〜600ドル |
| 無料宿泊(カテゴリー4-6) | 0.6-0.8¢ | 600〜800ドル |
| 無料宿泊(カテゴリー7-8、リゾート) | 0.8-1.5¢ | 800〜1,500ドル |
| 航空会社マイルへ移行 | 0.2-0.3¢ | 200〜300ドル |
| Amazon・Lyftでの支払い | 0.2-0.5¢ | 200〜500ドル |
最もお得なのは、高カテゴリーのホテルやリゾートでの無料宿泊です。
ポイント有効期限
Hilton Honorsポイントは、アクティビティがある限り有効期限がありません。
ただし、最後のアクティビティ(ポイント獲得・使用)から24か月間何もないと、ポイントが失効します。
Businessカードを保有し続けていれば、カード利用でポイントを獲得し続けるため、実質的には無期限です。
年間240ドルのHiltonクレジット
Hilton Businessカード保有者は、年間最大240ドルのステートメントクレジットを受けられます。
これは2024年3月のリニューアルで追加された新特典です。
Hiltonクレジットの詳細
- 四半期ごとに最大60ドル(年間240ドル)のステートメントクレジット
- Hilton系列ホテルでの対象購入に適用
- 対象購入:宿泊料金、レストラン、スパ、ルームサービスなど
- 自動適用(登録不要)
Hiltonクレジットの価値
年間240ドルのクレジットは、年会費195ドルのほぼ全額をカバーできます。
ただし、四半期ごとに最大60ドルという制限があるため、計画的な利用が必要です。
例えば、年4回の出張でそれぞれ60ドル以上をヒルトンで使えば、年会費は実質無料になります。
効果的な使い方
以下のような使い方で、クレジットを最大限に活用できます。
- 四半期ごとにHiltonホテルに宿泊する
- Hiltonホテル内のレストランで食事をする
- スパやルームサービスを利用する
- 家族や友人の宿泊予約を自分のカードで支払う
私は、四半期ごとに1泊ずつビジネス出張でHiltonを利用し、60ドル以上の支出を確保しています。
ビジネス特典の詳細
Businessカードならではの、ビジネス利用に特化した特典を見ていきます。
ビジネス支出の分離管理
ビジネスカードの最大のメリットは、個人支出とビジネス支出を完全に分離できる点です。
Amexのオンラインアカウントでは、カテゴリー別に支出を確認でき、年末の確定申告時に経費の集計が簡単になります。
また、四半期ごとや年間のレポートをダウンロードできるため、会計ソフトへの連携もスムーズです。
従業員カードの管理機能
従業員カードを発行した場合、各カードごとに以下の管理が可能です。
- 月間支出限度額の設定
- カテゴリー別の利用制限(例:旅行のみ、レストランのみ)
- リアルタイム通知(従業員が利用するたびにメール通知)
- 各従業員の支出レポート
これにより、ビジネスの支出をより細かく管理できます。
クレジットスコアへの影響が少ない
ビジネスカードの利用は、個人のクレジットレポートに通常反映されないため、クレジットスコアへの影響を最小限に抑えられます。
ただし、申請時には個人のクレジットスコアでハードプル(信用照会)が行われます。
また、支払いの滞納があれば個人のクレジットに悪影響を及ぼすため、適切な管理が重要です。
年末のレポート機能
Amexビジネスカードは、年末に詳細な支出レポート(Year-End Summary)を提供します。
カテゴリー別、月別、従業員別の支出が一目でわかり、確定申告の準備が大幅に効率化されます。
旅行関連特典の詳細
Hilton Businessカードには、ビジネス旅行に役立つ旅行関連特典が付帯します。
National Car Rental Emerald Club Executive status
2024年3月のリニューアルで追加された新特典です。
Hilton Businessカード会員は、National Car RentalのEmerald Club Executive statusを無料で取得できます。
主な特典:
- Executive Area Access(米国・カナダのフルサイズ以上の予約)
- 優先カウンター
- 無料アップグレード(空車状況による)
- ポイント加算ボーナス
※登録が必要です。Amexオンラインアカウントから登録できます。
旅行保険
このカードで旅行代金を支払うと、以下の保険が自動付帯します。
- Trip Cancellation/Interruption:最大2,500ドル/1旅行
- Trip Delay:6時間以上の遅延で最大300ドル(食事・宿泊費)
- Baggage Insurance Plan:最大1,250ドル/乗客
- Travel Accident Insurance:最大250,000ドル
※補償内容の詳細は、公式Terms & Conditionsをご確認ください。
レンタカー保険
Secondary CDW(衝突損害補償)が付帯します。
つまり、自分の自動車保険の次に適用されます(Primaryではない)。
それでも、レンタカー会社の保険(1日25-35ドル)を断れるため、年間数回のレンタカー利用で大きな節約になります。
購入プロテクション
Businessカードで購入した商品は、購入から90日間、破損・盗難の保険が適用されます。
補償額は最大1,000ドル/クレーム、年間50,000ドルまでです。
エクステンデッドワランティ(延長保証)
メーカー保証と同じ期間(最大1年間追加)の延長保証が自動付帯します。
元のメーカー保証が5年以下の商品が対象です。
海外取引手数料なし
Hilton Businessカードは、海外取引手数料が0%です。
海外出張が多い方にとって、外貨での支払い時に追加手数料がかからないのは大きなメリットです。
通常、他のカードでは3%の海外取引手数料がかかることが多いため、年間5,000ドルの海外支出で150ドル節約できます。
他カードとの比較
Hilton Businessカードを検討する際、よく比較される主要カードとの違いを見ていきます。
Hiltonカード3種類の比較
| 比較項目 | Business | Aspire | Surpass |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 195ドル | 550ドル | 150ドル |
| 自動付与ステータス | Gold | Diamond | Gold |
| トラベルクレジット | なし | 400ドル/年 | なし |
| Hiltonクレジット | 240ドル/年 | なし | 200ドル/年 |
| Priority Pass | なし | あり | なし |
| 毎年の無料宿泊 | なし | あり(制限なし) | あり(95,000ポイントまで) |
| 年間支出による無料宿泊 | なし | なし | 15,000ドル支出で1泊 |
| リゾートクレジット | なし | 250ドル/年 | なし |
| Hilton宿泊 | 12x | 14x | 12x |
| その他購入(10万ドルまで) | 5x | — | — |
| レストラン・スーパー・ガス | — | 7x(レストランのみ) | 6x |
| 従業員/家族カード | 最大99枚(無料) | 最大9枚(無料) | 最大9枚(無料) |
| ビジネス支出分離管理 | あり | なし | なし |
※2025年11月時点の情報です。
Business vs Surpass どっちがいい?
ビジネス支出を分離管理したい方は、Businessカードがおすすめです。
理由:
- 年会費がSurpassより45ドル高いが、Hiltonクレジットが40ドル多い(年間240ドル vs 200ドル)
- 同じゴールドステータスが付与される
- 一般カテゴリーで5倍(Surpassは3倍)
- ビジネス支出を個人支出から完全に分離できる
- 従業員カードを最大99枚まで発行可能
- クレジットスコアへの影響が少ない
一方、ビジネスカードが不要で、レストラン・スーパー・ガスステーションでの支出が多い方、年間支出による無料宿泊特典が欲しい方は、Surpassカード(6倍+15,000ドル支出で無料宿泊1泊)の検討をおすすめします。
Business vs Aspire 比較
Hiltonに年間3泊未満の利用で、無料宿泊特典やPriority Passが不要であれば、Businessカードがコスパ最強です。
年間5泊以上、またはダイヤモンドステータスの特典(スイートアップグレード、エグゼクティブラウンジ、Priority Pass、毎年の無料宿泊)を重視する方は、Aspireカードの検討をおすすめします。
両方保有することも可能で、ビジネス支出はBusinessカード、個人旅行はAspireカードと使い分けることで、ポイントを最大限に貯められます。
Chase Ink Business Preferred 比較
| 比較項目 | Amex Hilton Business | Chase Ink Business Preferred |
|---|---|---|
| 年会費 | 195ドル | 95ドル |
| 自動付与ステータス | Hilton Gold | なし |
| 年間クレジット | 240ドル(Hilton購入) | なし |
| ホテル還元率 | 12x(Hilton系列) | 3x(トラベル全般) |
| その他還元率 | 5x(10万ドルまで)、3x(以降) | 1x |
| ポイントの価値 | 0.4〜1.5セント/ポイント | 1.25〜2セント/ポイント |
| 5/24ルール | 対象外 | 対象(ビジネスカードは通常カウントされない) |
※2025年11月時点の情報です。
ヒルトンホテルを頻繁に利用する方は、Hilton Businessがおすすめです。
ホテルブランドに制限なく、より柔軟にポイントを使いたい方は、Chase Ink Business Preferredが適しています。
初心者はどれから始めるべきか
個人事業主やフリーランスで、ビジネス支出を分離管理したい方は、Hilton Businessカードから始めるのがおすすめです。
年会費195ドルと手頃でありながら(年間240ドルHiltonクレジットで実質無料に近い)、ゴールドステータス、高還元率など、十分な価値があります。
クレジットスコアが680以上あれば、承認される可能性が高いです。
年会費回収の方法
年会費195ドルは、以下の特典で簡単に回収できます。
年会費回収の簡単な計算
- 年間240ドルHiltonクレジットを最大活用:240ドル
- ゴールドステータスで無料朝食(年間5泊×20ドル):100ドル
- 高還元率でのポイント獲得(年間12,000ドル利用×5倍=60,000ポイント):250〜400ドル相当
- 合計:590〜740ドル
つまり、年間5泊程度のヒルトン利用+Hiltonクレジットの活用で、年会費の3〜4倍の価値を得られる可能性があります。
よくある質問
Q. ビジネスカードの審査は厳しいですか?
A. いいえ、個人カードと審査基準はほとんど変わりません。
FICO 680以上が目安で、個人のクレジットスコアで審査されます。
ビジネスのクレジットヒストリーや収入証明は不要です。
Q. 個人事業主やフリーランスでも申請できますか?
A. はい、申請可能です。
ビジネスの規模や年商は問われません。
ソールプロプライエター(個人事業主)として申請する場合、ビジネス名は自分の名前(First Name + Last Name)で問題ありません。
Q. ビジネスを持っていないのに申請できますか?
A. Amexの規約上、ビジネス目的での利用が前提です。
ただし、メルカリやeBayでの転売、Uber/Lyftドライバー、フリーランスライターなど、小規模なビジネス活動でも申請資格があります。
虚偽の申告は避け、実際のビジネス活動に基づいて申請してください。
Q. 従業員カードもゴールドステータスが付与されますか?
A. Hilton Honors Goldステータスは基本カード会員に付与されますが、追加カード会員(従業員カード保有者)への付与可否は運用や紐付け(Hilton Honors番号の扱い)により変わる可能性があります。
従業員カードを発行する場合は、申請後のHilton Honorsアカウント表示でステータス付与の有無を確認することをおすすめします。
Q. Hiltonクレジット240ドルを最大限活用するには?
A. 四半期ごとに60ドル以上のHilton購入(宿泊、レストラン、スパなど)をすれば、年間240ドルを満額受けられます。
計画的にHilton利用を四半期に分散させることが重要です。
Q. 個人のHiltonカードと併用できますか?
A. はい、ビジネスカードと個人カード(Aspire、Surpassなど)は併用可能です。
ただし、過去24か月以内に同じカードの入会ボーナスを受け取っている場合、再度の入会ボーナスは受けられません。
異なる種類のHiltonカード(Business→Aspire、またはその逆)への申請は可能です。
Q. ビジネスカードの利用は個人のクレジットスコアに影響しますか?
A. 通常、ビジネスカードの利用は個人のクレジットレポートに反映されないため、クレジットスコアへの影響は最小限です。
ただし、申請時にはハードプル(信用照会)が行われ、一時的に数ポイント下がる可能性があります。
また、支払いの滞納があれば個人のクレジットに悪影響を及ぼします。
Q. ゴールドステータスで無料朝食は必ず受けられますか?
A. ホテルブランドによって異なります。
Hampton Inn、Homewood Suites、Home2 Suitesなどは、もともと朝食が無料で含まれています。
Hilton、DoubleTree、Embassyなどでは、ゴールド会員は無料朝食またはボーナスポイントを選択できます。
一部の高級ブランド(Conrad、Waldorf Astoriaなど)では、ゴールドステータスでは朝食が付かない場合があります(ダイヤモンド特典のみ)。
Q. 日本に帰国後も使い続けられますか?
A. はい、Amexは日本でも広く受け入れられています(ただしVisaより受け入れ率は低い)。
ただし、米国住所が必要なため、郵送先の維持(実家や友人の住所など)が必要です。
日本のヒルトンホテルでもゴールドステータス特典が利用できるため、継続保有する価値はあります。
Q. サインアップボーナスは必ず175,000ポイントですか?
A. 入会ボーナスは時期により変動します。
2025年11月時点では、175,000ポイント(8,000ドル利用、6か月以内)が2026年1月14日まで提供されています。
過去には130,000〜180,000ポイントのオファーや、無料宿泊特典付きのオファーもありました。
申請前に、紹介リンクや公式サイトのオファーを確認することをおすすめします。
Q. ポイントに有効期限はありますか?
A. 最後のアクティビティ(ポイント獲得・使用)から15か月間何もないと、ポイントが失効します。
Businessカードを保有し続け、カード利用でポイントを獲得していれば、実質的には無期限です。
Q. 2024年3月の改悪をどう評価すべきですか?
A. 年会費が95ドルから195ドルへ値上げされ、Priority Passと年間支出による無料宿泊特典が削除されたため、一部のユーザーにとっては改悪と言えます。
ただし、新たに追加された年間240ドルHiltonクレジットとNational Car Rental Emerald Club Executive statusは価値があります。
Hiltonを頻繁に利用し、Hiltonクレジットを最大活用できる方にとっては、依然として価値のあるカードです。
まとめ
Amex Hilton Honors Businessは、年会費195ドルでヒルトンゴールドステータスと年間240ドルのHiltonクレジットが手に入るビジネスカードです。
個人事業主、フリーランス、スモールビジネスオーナー、そしてヒルトン系列ホテルを利用する方には価値があるカードですが、2024年3月のリニューアルで大幅に変わったため、慎重な検討が必要です。
Hilton Businessカードの主な価値:
- 年間240ドルHiltonクレジット(四半期ごと最大60ドル)
- ヒルトンゴールドステータス自動付与(無料朝食・客室アップグレード・レイトチェックアウト)
- ヒルトンホテル宿泊で12倍ポイント
- その他の購入で5倍ポイント(年間10万ドルまで)
- 入会ボーナス175,000ポイント(800〜1,000ドル相当、2026年1月14日まで)
- National Car Rental Emerald Club Executive status(無料付帯)
- ビジネス支出の分離管理
- 従業員カード最大99枚まで無料
- 海外取引手数料なし
これらの特典を活用すれば、年会費195ドルに対して590〜740ドル以上の価値を得られる可能性があります。
このカードに向いていない方:
- ヒルトンにほとんど宿泊しない方
- Hiltonクレジット240ドルを活用できない方(四半期ごと60ドル以上の利用が難しい)
- Priority Passや無料宿泊特典を重視する方(これらは削除されました)
- Amexの受け入れ率が気になる方
ヒルトンに年間4回以上宿泊する方、ビジネス支出を分離管理したい方、ゴールドステータスの特典を享受したい方は、Businessカードを検討する価値があります。
自分のビジネススタイルに合わせて、最適なカードを選んでくださいね。
入会ボーナスは時期により変動するため、申請前に最新のオファーを確認することをおすすめします。
以上、少しでも参考になれば幸いです。

