こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。
今回は、American ExpressのMembership Rewardsポイントの移行先について、完全ガイドを提供します。
「Membership Rewardsポイントをどこに移行すればいいの?」「ANAへの移行は本当に可能?」「移行先によって価値はどう違う?」「日本への帰国に最適な移行先は?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際に複数の移行先を利用し、米国在住者としての実体験と公式情報に基づいて、最適な移行先の選び方、各移行先の特徴、価値の最大化方法まで詳しく解説していきます。
本記事は、American Express公式サイトおよび各パートナープログラムの公式情報に基づき、実際の利用体験を交えて執筆しています。
Amex Membership Rewardsポイント移行とは
Amex Membership Rewardsポイントは、20社以上の航空会社マイルやホテルポイントに移行することで、高い価値を実現できるポイントプログラムです。
特に、ANA(全日空)への直接移行が可能な点は、日本人読者にとって非常に価値の高い特徴です。
移行は1:1のレートで、パートナーによっては即座に実行でき、移行手数料も無料です。
同じポイントでも、使い方によって価値が大きく変わるため、最適な移行先を選ぶことが重要です。
移行の基本ルール
Membership Rewardsポイントを移行する際の基本ルールは以下の通りです。
- 移行レート:航空会社は1:1、ホテルはパートナーにより異なる(Marriottは1:1、Hiltonは1:2)
- 移行速度:パートナーにより異なる(即座〜数日)
- 移行手数料:無料
- 移行最小単位:通常1,000ポイントから
- 逆移行不可:一度移行したポイントをMembership Rewardsに戻すことはできない
- 必要カード:Amex Green、Amex Gold、Amex Platinumなどの年会費付きカードが必要
重要なのは、Membership Rewardsポイントを移行するには、年会費付きのAmexカード(Green、Gold、Platinumなど)を保有している必要があることです。
Membership Rewardsポイントについて詳しく知りたい方は、Amex Membership Rewards points 完全ガイドをご覧ください。
年会費無料のAmexカードでは、ポイント移行機能が利用できません。
移行の流れ
Membership Rewardsポイントの移行は、以下の手順で行います。
- Amexアカウントにログイン:American Expressオンラインアカウントにログイン
- Membership Rewardsページへアクセス:「Membership Rewards」→「Transfer Points」を選択
- 移行先を選択:移行先のパートナープログラムを選択
- アカウント情報を入力:移行先プログラムのアカウント番号などを入力
- 移行ポイント数を入力:移行するポイント数を入力(最小単位に注意)
- 確認して移行実行:情報を確認し、移行を実行
移行は通常、数分〜数日以内に完了しますが、パートナーによって所要時間が大きく異なります。
移行先パートナー一覧と特徴
Amex Membership Rewardsポイントは、20社以上の航空会社・ホテルプログラムに移行できます。
主要な移行先を詳しく解説します。
航空会社パートナー
Membership Rewardsポイントの最大の特徴は、ANAへの直接移行が可能なことです。
これにより、日本への帰国を頻繁に行う方にとって、非常に価値の高い移行先となります。
1. ANA(全日空)Mileage Club
ANA Mileage Clubへの移行は、日本人読者にとって最も価値の高い移行先の一つです。
日本発着の国際線ビジネスクラス・ファーストクラスで、非常に高い価値を実現できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1:1(1 Membership Rewardsポイント = 1 ANAマイル) |
| 移行速度 | 2〜7営業日 |
| 移行最小単位 | 1,000マイル |
| 移行手数料 | 無料 |
| マイル有効期限 | 最終利用から36か月間 |
| おすすめの使い道 | 日本発着の国際線ビジネスクラス・ファーストクラス、Star Allianceパートナー便 |
ANAマイル移行のおすすめポイント:
- 日本発着国際線で高い価値:日本発着の国際線ビジネスクラス・ファーストクラスで、非常に高い価値を実現できる
- Star Allianceパートナー便:United、Singapore Airlines、LufthansaなどのStar Allianceパートナー便でも利用可能
- 柔軟な予約:Award Calendarを活用することで、空きがある日程で予約できる
- 追加料金が比較的安い:ビジネスクラス・ファーストクラスの追加料金が比較的安い場合がある
例えば、100,000 Membership RewardsポイントをANAマイルに移行し、日本発着のビジネスクラス往復に使えば、現金価値で$5,000〜$10,000相当の価値になることもあります。
ANAマイルは、日本への帰国を重視する方にとって、最も価値の高い移行先の一つです。
2. JALマイル(※Marriott Bonvoy経由での間接移行)
注意:Amex Membership RewardsからJALマイルへの直接移行はできません。
JALマイルを獲得するには、Marriott Bonvoyポイントを経由した間接移行が必要です。
間接移行の流れは、MR → Marriott Bonvoy(1:1)→ JAL(3:1、ボーナスあり)となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行ルート | MR → Marriott Bonvoy(1:1)→ JAL(3:1、ボーナスあり) |
| 実質移行レート | 3 Membership Rewardsポイント = 1 JALマイル + ボーナス(60,000ptごとに5,000マイルボーナス) |
| 移行速度 | MR → Marriott(即座)、Marriott → JAL(数日) |
| 移行最小単位 | Marriott経由の場合、60,000ポイント単位が効率的(20,000 JALマイル + 5,000マイルボーナス) |
| 移行手数料 | 無料 |
| マイル有効期限 | 最終利用から36か月間 |
| おすすめの使い道 | 日本発着の国際線、oneworld加盟航空会社(American Airlines、British Airways、Qantasなど) |
JALマイル間接移行のおすすめポイント:
- 日本発着国際線で高い価値:日本発着の国際線ビジネスクラス・ファーストクラスで高い価値を実現
- oneworldパートナー便:American Airlines、British Airways、Qantas、Cathay Pacificなどのoneworld加盟航空会社でも利用可能
- ボーナスマイル:Marriott Bonvoyから60,000ポイント移行ごとに5,000マイルのボーナスが付与される
- 柔軟な予約システム:JALの予約システムを活用することで、パートナー便も含めて予約可能
実質移行レートの計算例:
例えば、60,000 Membership Rewardsポイントを移行する場合:
- MR → Marriott Bonvoy:60,000ポイント → 60,000 Marriottポイント(1:1)
- Marriott → JAL:60,000 Marriottポイント → 20,000 JALマイル + 5,000マイルボーナス = 合計25,000 JALマイル
- 実質レート:60,000 MRポイント = 25,000 JALマイル(実質2.4:1)
JALマイルは、間接移行となるため、実質レートはANAマイルよりも不利ですが、oneworldアライアンスを利用する方にとっては選択肢の一つです。
日本への帰国を重視する場合、ANAマイルへの直接移行(1:1)の方が効率的です。
3. Delta Air Lines SkyMiles
Delta SkyMilesへの移行は、米国内・国際線で幅広く利用できるため、米国在住者にとって便利です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1:1(1 Membership Rewardsポイント = 1 SkyMilesマイル) |
| 移行速度 | ほぼ即座(数分以内) |
| 移行最小単位 | 1,000マイル |
| 移行手数料 | 無料 |
| マイル有効期限 | 有効期限なし(活動がない場合は期限切れの可能性あり) |
| おすすめの使い道 | 米国内線、米国発着の国際線、SkyTeamパートナー便 |
Delta SkyMiles移行のおすすめポイント:
- 即座に移行:移行がほぼ即座に完了するため、急な予約にも対応可能
- 幅広いネットワーク:米国内線、国際線、SkyTeamパートナー便でも利用可能
- 有効期限なし:活動があれば有効期限がなくなるため、長期的に保有できる
- Pay with Miles:マイルで一部の航空券代金を支払える機能もある
Delta SkyMilesは、移行速度が速く、米国在住者にとって非常に実用的な移行先です。
4. British Airways Executive Club(Avios)
British Airways Executive Club(Avios)への移行は、短距離路線やパートナー便で高い価値を実現できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1:1(1 Membership Rewardsポイント = 1 Avios) |
| 移行速度 | ほぼ即座(数分以内) |
| 移行最小単位 | 1,000 Avios |
| 移行手数料 | 無料 |
| Avios有効期限 | 最終利用から36か月間 |
| おすすめの使い道 | 短距離路線、American Airlines、Alaska Airlines、Japan Airlinesの米国内線・国際線 |
Avios移行のおすすめポイント:
- 距離ベースの価格設定:距離が短い路線ほど、マイル単価が高くなる傾向がある
- パートナー便の利用:American Airlines、Alaska Airlines、Japan Airlines、Qantasなどのパートナー便でも利用可能
- 米国内線での価値:American Airlinesの米国内線短距離路線で、非常に高い価値を実現できる場合がある
- Peak/Off-Peak期間:Off-Peak期間(閑散期)を選ぶと、より少ないAviosで利用できる
Aviosは、短距離路線やパートナー便での利用で、他の移行先よりも高い価値を実現できる場合があります。
5. Singapore Airlines KrisFlyer
Singapore Airlines KrisFlyerへの移行は、高品質なサービスと幅広いネットワークで高い価値を実現できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1:1(1 Membership Rewardsポイント = 1 KrisFlyerマイル) |
| 移行速度 | 2〜7営業日 |
| 移行最小単位 | 1,000マイル |
| 移行手数料 | 無料 |
| マイル有効期限 | 最終利用から36か月間 |
| おすすめの使い道 | アジア路線、ビジネスクラス・ファーストクラス、Star Allianceパートナー便 |
KrisFlyerマイル移行のおすすめポイント:
- 高品質なサービス:Singapore Airlinesは世界最高水準のサービスで知られる
- Suites Class:世界最高級のファーストクラス「Suites Class」を利用できる
- Star Allianceパートナー便:United、ANAなどのStar Allianceパートナー便でも利用可能
- アジア路線に強い:アジア各地への路線が充実
Singapore Airlinesは、特にアジア路線やビジネスクラス・ファーストクラスを重視する方におすすめの移行先です。
6. Air France/KLM Flying Blue
Air France/KLM Flying Blueへの移行は、ヨーロッパ路線やPromo Awards(期間限定割引航空券)で高い価値を実現できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1:1(1 Membership Rewardsポイント = 1 Flying Blueマイル) |
| 移行速度 | ほぼ即座(数分以内) |
| 移行最小単位 | 1,000マイル |
| 移行手数料 | 無料 |
| マイル有効期限 | 最終利用から24か月間 |
| おすすめの使い道 | ヨーロッパ路線、Promo Awards |
Flying Blueマイル移行のおすすめポイント:
- Promo Awards:毎月特定の路線で、通常より少ないマイルで利用できる期間限定オファー
- ヨーロッパ路線に強い:Air FranceとKLMのネットワークにより、ヨーロッパ路線で高い価値を実現
- Deltaとの提携:Delta Air Linesの航空券も一部利用可能
7. Virgin Atlantic Flying Club
Virgin Atlantic Flying Clubへの移行は、パートナー便でも利用できる点が魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1:1(1 Membership Rewardsポイント = 1 Flying Clubマイル) |
| 移行速度 | ほぼ即座(数分以内) |
| 移行最小単位 | 1,000マイル |
| 移行手数料 | 無料 |
| マイル有効期限 | 最終利用から36か月間 |
| おすすめの使い道 | Virgin Atlantic便、Delta Air Lines、ANAなどのパートナー便 |
Virgin Atlantic Flying Club移行のおすすめポイント:
- パートナー便の利用:Delta Air Lines、ANA、Singapore Airlinesなどのパートナー便でも利用可能
- 即座に移行:移行がほぼ即座に完了するため、急な予約にも対応可能
- 柔軟な予約:パートナー便を含めて幅広い選択肢がある
その他の航空会社パートナー
上記以外にも、以下の航空会社に移行できます。
- Emirates Skywards:中東・アフリカ路線に強い
- Avianca LifeMiles:ラテンアメリカ路線に強い、移行に数日かかる場合あり
- Etihad Guest:中東路線に強い
- Qantas Frequent Flyer:オセアニア路線に強い
- Hawaiian Airlines:ハワイ路線に強い
自分の旅行パターンに合わせて、最適な移行先を選びましょう。
ホテルパートナー
1. Marriott Bonvoy
Marriott Bonvoyへの移行は、幅広いホテルネットワークで利用できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1:1(1 Membership Rewardsポイント = 1 Marriott Bonvoyポイント) |
| 移行速度 | ほぼ即座(数分以内) |
| 移行最小単位 | 1,000ポイント |
| 移行手数料 | 無料 |
| ポイント有効期限 | 最終利用から24か月間 |
| おすすめの使い道 | Marriott系列ホテル、長期滞在(5泊で5泊目が無料)、航空マイルへの間接移行 |
Marriottポイント移行のおすすめポイント:
- 幅広いネットワーク:世界8,000以上のMarriott系列ホテルで利用可能
- 5泊で5泊目が無料:5泊連続予約すると、5泊目が無料になる特典
- 航空マイルへの移行:Marriottポイントを航空マイルに移行できる(1:3レート、最大60,000ポイント)
- PointSavers:特定のホテルで期間限定で必要ポイントが割引される
Marriottポイントは、1ポイントあたり約0.7〜1.2セントの価値になることが多いです。
ただし、航空マイルへの間接移行も可能なため、柔軟性が高い移行先です。
2. Hilton Honors
Hilton Honorsへの移行は、1:2の移行レートが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1:2(1 Membership Rewardsポイント = 2 Hilton Honorsポイント) |
| 移行速度 | ほぼ即座(数分以内) |
| 移行最小単位 | 1,000ポイント(移行後2,000 Hilton Honorsポイント) |
| 移行手数料 | 無料 |
| ポイント有効期限 | 最終利用から24か月間 |
| おすすめの使い道 | Hilton系列ホテル、長期滞在 |
Hiltonポイント移行のおすすめポイント:
- 高い移行レート:1:2の移行レートと高く見えるが、Hiltonポイントの価値は通常1ポイント=0.4〜0.6セント程度のため、実質的には0.8〜1.2セント/ポイントの価値
- 幅広いネットワーク:世界7,000以上のHilton系列ホテルで利用可能
- ポイントチャート:ホテルごとに必要ポイントが明確に定められている
Hiltonポイントは、1ポイントあたり約0.4〜0.6セントの価値になることが多いです。
1:2の移行レートは高く見えますが、実質的な価値はMarriottポイントと同程度です。
移行先の選び方と価値の最大化
Membership Rewardsポイントの価値を最大化するには、最適な移行先を選ぶことが重要です。
移行先を選ぶ際のポイント
移行先を選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。
1. 旅行パターンに合わせて選ぶ
最も重要なのは、自分の旅行パターンに合わせて選ぶことです。
- 日本への帰国が多い:ANAマイル(直接移行、1:1)、JALマイル(Marriott経由、間接移行)
- 米国内線が多い:Delta SkyMiles
- ヨーロッパ旅行が多い:Air France/KLM Flying Blue、British Airways Avios
- アジア路線が多い:Singapore Airlines KrisFlyer
- ホテル滞在が多い:Marriottポイント、Hiltonポイント
2. 価値を最大化できる移行先を選ぶ
同じポイントでも、移行先によって価値が大きく変わります。
| 移行先 | ポイント価値(セント/ポイント) | 100,000ポイントの価値 |
|---|---|---|
| ANAマイル(ビジネスクラス) | 5.0〜10.0¢ | $5,000〜$10,000 |
| JALマイル(ビジネスクラス、Marriott経由) | 2.0〜4.2¢ | $2,000〜$4,200 |
| Marriott → JAL(間接移行、実質レート考慮) | 2.1〜4.2¢ | $2,100〜$4,200 |
| Delta SkyMiles(ビジネスクラス) | 4.0〜8.0¢ | $4,000〜$8,000 |
| Marriottポイント | 0.7〜1.2¢ | $700〜$1,200 |
| Hiltonポイント(1:2移行後) | 0.8〜1.2¢ | $800〜$1,200 |
この表から分かるように、ビジネスクラスの航空券やファーストクラスの航空券に使うと、最も高い価値を実現できます。
特に、ANAマイルで日本発着のビジネスクラス・ファーストクラスに使えば、驚異的な価値を実現できます。
JALマイルはMarriott経由の間接移行となるため、実質レート(約2.4:1)を考慮すると、ANAマイルの方が効率的です。
3. 移行のタイミングを考慮する
移行は一度実行すると元に戻せないため、実際に使うタイミングに合わせて移行することが重要です。
航空券やホテルを予約する前に、必要ポイント数を確認し、その時点で移行することをおすすめします。
特に、ANA、Singapore Airlinesなど、移行に数日かかるパートナーは、余裕を持って移行しましょう。
JALマイルの場合は、MR → Marriott(即座)→ JAL(数日)の2段階移行となるため、さらに余裕を持って計画する必要があります。
おすすめの移行戦略
Membership Rewardsポイントの価値を最大化するおすすめの移行戦略をいくつか紹介します。
戦略1:日本への帰国を重視する場合
日本への帰国が多い方は、ANAマイルへの直接移行が最もおすすめです。
- ANAマイル:日本発着の国際線ビジネスクラス・ファーストクラスで高い価値、Star Allianceパートナー便でも利用可能、直接移行で1:1のレート
- JALマイル:Marriott Bonvoy経由での間接移行が必要(実質レート約2.4:1)、oneworldパートナー便でも利用可能
例えば、100,000 Membership RewardsポイントをANAマイルに移行し、日本発着のビジネスクラス往復に使えば、現金価値で$5,000〜$10,000相当の価値になります。
同じ100,000ポイントをステートメントクレジットに使えば、$600の価値しかありません。
この差は、約8〜17倍の価値差になります。
JALマイルを希望する場合は、Marriott Bonvoy経由での間接移行となり、実質レート(約2.4:1)を考慮すると、ANAマイルの方が効率的です。
戦略2:米国内線を重視する場合
米国内線が多い方は、Delta SkyMilesへの移行がおすすめです。
- Delta SkyMiles:移行が即座、米国内線・国際線で幅広く利用可能、有効期限なし
戦略3:ホテル滞在を重視する場合
ホテル滞在が多い方は、Marriottポイントへの移行がおすすめです。
- Marriottポイント:幅広いネットワーク、5泊で5泊目が無料、航空マイルへの間接移行も可能
Hiltonポイントは1:2の移行レートと高く見えますが、実質的な価値はMarriottポイントと同程度のため、どちらを選ぶかは利用するホテルブランドによって決まります。
日本への帰国を重視する場合の移行戦略
日本への帰国を頻繁に行う方にとって、ANAマイルへの直接移行が最も効率的です。
ANAマイルとJALマイルの比較
ANAマイルとJALマイルの違いを比較してみましょう。
| 比較項目 | ANAマイル | JALマイル |
|---|---|---|
| 移行方法 | MRから直接移行(1:1) | Marriott Bonvoy経由(間接移行、実質約2.4:1) |
| アライアンス | Star Alliance | oneworld |
| 主なパートナー便 | United、Singapore Airlines、Lufthansa、Thai Airwaysなど | American Airlines、British Airways、Qantas、Cathay Pacificなど |
| 日本発着国際線の価値 | ビジネスクラス・ファーストクラスで高い価値 | ビジネスクラス・ファーストクラスで高い価値 |
| 移行速度 | 2〜7営業日 | MR → Marriott(即座)→ JAL(数日) |
| マイル有効期限 | 最終利用から36か月間 | 最終利用から36か月間 |
| 効率性 | 直接移行で効率的(1:1) | 間接移行のため非効率(実質約2.4:1) |
結論:日本への帰国を重視する場合は、ANAマイルへの直接移行(1:1)を強く推奨します。
JALマイルは間接移行となるため、実質レートが約2.4:1と不利です。
oneworldアライアンスを利用する必要がある特別な理由がない限り、ANAマイルを選ぶことをおすすめします。
日本発着国際線での価値例
日本発着の国際線ビジネスクラス・ファーストクラスで、Membership Rewardsポイントを活用する場合の価値例を紹介します。
例:ニューヨーク発着のビジネスクラス往復
- 必要マイル数:約90,000〜110,000マイル(航空会社・時期による)
- 現金価値:$4,000〜$8,000
- Membership Rewardsポイント:90,000〜110,000ポイント
- 実質的な価値:1ポイント=4.0〜8.0セント
同じポイントをステートメントクレジットに使えば、$540〜$660の価値しかありません。
この差は、約7〜15倍の価値差になります。
よくある質問
Q. Membership Rewardsポイントを移行するには、どのカードが必要ですか?
A. Membership Rewardsポイントを移行するには、年会費付きのAmexカードが必要です。
主なカードは以下の通りです。
- Amex Green Card(年会費$150)
- Amex Gold Card(年会費$325)
- Amex Platinum Card(年会費$895)
年会費無料のAmexカードでは、ポイント移行機能が利用できません。
Membership Rewardsポイントを最大限に活用するためには、Amex Gold CardやAmex Platinum Cardに申し込むことをおすすめします。
Q. 移行したポイントを元に戻すことはできますか?
A. いいえ、一度移行したポイントをMembership Rewardsに戻すことはできません。
そのため、実際に使うタイミングに合わせて移行することが重要です。
Q. 移行はすぐに完了しますか?
A. 移行の速度はパートナーによって異なります。
- ほぼ即座(数分以内):Delta、Virgin Atlantic、Marriott、Hilton、British Airways、Air France/KLMなど
- 2〜7営業日:ANA、Singapore Airlines、Aviancaなど
- 間接移行(2段階):JALマイル(MR → Marriott(即座)→ JAL(数日))
航空券を予約する際は、移行に必要な時間を事前に確認することをおすすめします。
特に、ANAは移行に数日かかるため、余裕を持って移行しましょう。
Q. ANAマイルとJALマイル、どちらを選ぶべきですか?
A. 日本への帰国を重視する場合は、ANAマイルを強く推奨します。
理由は以下の通りです。
- ANAマイル:MRから直接移行可能(1:1)、Star Alliance加盟航空会社(United、Singapore Airlines、Lufthansaなど)を利用可能、効率的
- JALマイル:Marriott Bonvoy経由での間接移行が必要(実質レート約2.4:1)、oneworld加盟航空会社(American Airlines、British Airways、Qantasなど)を利用可能、非効率
実質レートを考慮すると、ANAマイルの方が約2.4倍効率的です。
oneworldアライアンスを利用する特別な理由がない限り、ANAマイルを選ぶことをおすすめします。
Q. 日本への帰国で最もお得な移行先は?
A. 日本への帰国を頻繁に行う方にとって、ANAマイルへの直接移行が最もおすすめです。
理由は以下の通りです。
- 直接移行:MRからANAマイルへ1:1で直接移行可能
- 高い価値:日本発着の国際線ビジネスクラス・ファーストクラスで、非常に高い価値を実現
- 効率的:JALマイル(間接移行、実質約2.4:1)と比較して、約2.4倍効率的
例えば、100,000 Membership RewardsポイントをANAマイルに移行し、日本発着のビジネスクラス往復に使えば、現金価値で$5,000〜$10,000相当の価値になります。
同じポイントをステートメントクレジットに使えば、$600の価値しかありません。
この差は、約8〜17倍の価値差になります。
JALマイルは間接移行となるため、実質レート(約2.4:1)を考慮すると、100,000 MRポイントは約41,667 JALマイル(ボーナス含む)となり、ANAマイルの方が効率的です。
Q. MarriottポイントとHiltonポイント、どちらを選ぶべきですか?
A. どちらを選ぶかは、利用するホテルブランドによって異なります。
- Marriottポイント:1:1の移行レート、幅広いネットワーク、5泊で5泊目が無料、航空マイルへの間接移行も可能
- Hiltonポイント:1:2の移行レートと高く見えるが、実質的な価値はMarriottポイントと同程度(0.8〜1.2セント/ポイント)
Marriott系列ホテルをよく利用する方はMarriottポイント、Hilton系列ホテルをよく利用する方はHiltonポイントがおすすめです。
Q. 移行の最小単位はいくらですか?
A. 通常1,000ポイントから移行可能です。
パートナーによって異なる場合があるため、移行前に公式サイトで確認することをおすすめします。
Q. 移行に手数料はかかりますか?
A. ほとんどのパートナーへの移行は無料です。
一部のパートナーでは手数料がかかる場合があるため、移行前に確認することをおすすめします。
まとめ
Amex Membership Rewardsポイントの移行先は、自分の旅行パターンと価値を最大化できる移行先を選ぶことが重要です。
主な移行先の特徴をまとめると以下の通りです。
- 日本への帰国が多い:ANAマイル(直接移行、1:1、最も高い価値、1ポイント=5.0〜10.0セント)
- JALマイルを希望する場合:Marriott Bonvoy経由での間接移行(実質レート約2.4:1、非効率)
- 米国内線が多い:Delta SkyMiles(移行が即座、有効期限なし)
- ヨーロッパ旅行が多い:Air France/KLM Flying Blue、British Airways Avios
- ホテル滞在が多い:Marriottポイント(5泊で5泊目が無料、航空マイルへの間接移行も可能)
同じポイントでも、使い方によって価値が大きく変わるため、実際に使うタイミングに合わせて、最適な移行先を選びましょう。
特に、ANAマイルで日本発着のビジネスクラス・ファーストクラスに使えば、驚異的な価値を実現できます。
例えば、100,000 Membership RewardsポイントをANAマイルに移行し、日本発着のビジネスクラス往復に使えば、現金価値で$5,000〜$10,000相当の価値になります。
JALマイルは間接移行となるため、実質レート(約2.4:1)を考慮すると、ANAマイルの方が約2.4倍効率的です。
Membership Rewardsポイントを最大限に活用するためには、Amex Gold CardやAmex Platinum Cardでポイントを獲得し、最適な移行先に移行することが重要です。
自分の旅行スタイルに合わせて、最適な移行先を選んでくださいね。
以上、少しでも参考になれば幸いです。

