こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。
今回は、米国でクレジットカードを初めて作る方に向けて、最初の3枚のカードの選び方と組み合わせ戦略について、完全ガイドを提供します。
「最初の3枚のカードはどれを選べばいい?」「どの組み合わせがおすすめ?」「申請順序はどうするべき?」「年間でどれくらいポイントが貯まる?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際に複数のカードを保有し、組み合わせ戦略を実践してきた経験と公式情報に基づいて、初心者が最初の3枚のカードを選ぶ際の戦略を詳しく解説していきます。
本記事は、実際の申請経験と公式情報に基づき、信頼性の高い情報を提供しています。
初心者向けカード組み合わせ戦略とは?
初心者向けカード組み合わせ戦略とは、最初の3枚のカードを適切に選び、組み合わせることで、年間のポイント獲得量を最大化し、旅行や日常生活での特典を最大限に活用する戦略です。
単一のカードだけでは、特定のカテゴリでの還元率に限界がありますが、複数のカードを組み合わせることで、幅広いカテゴリで高還元率を実現できます。
組み合わせ戦略のメリット
カードを組み合わせることで、以下のようなメリットが得られます。
- 年間のポイント獲得量を最大化:各カードの強みを活かして、効率的にポイントを貯められる
- 幅広いカテゴリで高還元率:レストラン、旅行、日常生活など、様々なカテゴリで高還元率を実現
- ポイントの価値を向上:ポイントを統合することで、航空会社・ホテルプログラムへ移行可能になる
- 年会費を最小限に抑える:年会費無料カードと低年会費カードを組み合わせることで、コストパフォーマンスを最大化
組み合わせ戦略の注意点
カードを組み合わせる際は、以下の点に注意が必要です。
- 5/24ルール:Chaseカードは5/24ルールの対象となるため、申請順序を考慮する必要がある
- クレジットスコア:複数のカードを短期間で申請すると、クレジットスコアが一時的に下がる可能性がある
- 年会費:複数のカードを保有すると、年会費の合計が高くなる可能性がある
- 管理の複雑さ:複数のカードを管理する必要があるため、記録をしっかりと取る必要がある
最初の3枚の選び方
最初の3枚のカードを選ぶ際は、自分の利用パターンと目標に合わせて選ぶことが重要です。
選び方の基本原則
最初の3枚のカードを選ぶ際の基本原則は、以下の通りです。
- 最初の1枚:クレジットヒストリー構築を優先(JAL USA Card、ANA Card USAなど)
- 2枚目:年会費無料の高還元率カード(Chase Freedom Flex、Chase Freedom Unlimitedなど)
- 3枚目:プレミアムカードでポイント統合と高還元率を実現(Chase Sapphire Preferred、Amex Gold Cardなど)
この順序でカードを取得することで、クレジットヒストリーを構築しながら、段階的にポイント獲得量を増やすことができます。
選び方のポイント
最初の3枚のカードを選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。
- 利用パターン:レストラン、旅行、日常生活など、どのカテゴリでの利用が多いか
- 旅行頻度:旅行が多いか、それとも日常生活での利用が多いか
- 年会費の許容範囲:年会費をいくらまで許容できるか
- 5/24ルール:Chaseカードを複数取得したい場合は、5/24ルールを考慮する必要がある
- ポイントプログラム:どのポイントプログラム(Chase Ultimate Rewards、Amex Membership Rewardsなど)を重視するか
おすすめの組み合わせパターン
初心者におすすめの組み合わせパターンをいくつか紹介します。
パターン1:Chase Trifecta(最もおすすめ)
Chase Trifectaは、初心者から上級者まで、幅広い方におすすめできる最も人気の高い組み合わせ戦略です。
構成カード:
- Chase Sapphire Preferred:年会費$95、レストラン・旅行で3ポイント/$1、入会ボーナス75,000ポイント
- Chase Freedom Unlimited:年会費無料、全カテゴリで1.5ポイント/$1、レストラン・ドラッグストアで3ポイント/$1
- Chase Freedom Flex:年会費無料、四半期ごとの5%カテゴリ、レストラン・ドラッグストアで3ポイント/$1
使い分けのコツ:
- レストラン・旅行:Chase Sapphire Preferred(3ポイント/$1)
- 四半期ごとの5%カテゴリ:Chase Freedom Flex(5%キャッシュバック)
- その他の買い物:Chase Freedom Unlimited(1.5ポイント/$1)
- ポイント統合:Freedom FlexとFreedom UnlimitedのポイントをSapphire Preferredに移行
メリット:
- 年会費が$95のみとリーズナブル
- 幅広いカテゴリで高還元率を実現
- Chase Ultimate Rewardsポイントを統合でき、航空会社・ホテルプログラムへ移行可能
- 入会ボーナスで合計約95,000ポイント($1,187〜$1,900相当)が獲得できる
Chase Trifectaを構築するためには、Chase Sapphire Preferredに申し込むことから始めることをおすすめします。
パターン2:Amex Gold + Platinum(旅行重視)
Amex GoldとPlatinumの組み合わせは、旅行頻度が高く、レストランでの利用が多い方におすすめです。
構成カード:
- Amex Gold Card:年会費$325、レストラン・スーパーマーケットで4ポイント/$1、入会ボーナス60,000ポイント
- Amex Platinum Card:年会費$895、航空会社・Amex Travel経由で5ポイント/$1、入会ボーナス80,000ポイント
- Chase Freedom Flex(またはFreedom Unlimited):年会費無料、日常生活での利用
- レストラン・スーパーマーケット:Amex Gold Card(4ポイント/$1)
- 航空会社・Amex Travel:Amex Platinum Card(5ポイント/$1)
- その他の買い物:Chase Freedom Flex(四半期ごとの5%カテゴリ)またはFreedom Unlimited(1.5ポイント/$1)
- レストラン・旅行での還元率が非常に高い
- 充実した旅行特典(ラウンジアクセス、ホテルステータスなど)
- Amex Membership Rewardsポイントを統合でき、ANAマイルなどへ移行可能
- 入会ボーナスで合計約140,000ポイント($2,100〜$4,200相当)が獲得できる
- 年会費が高額(合計$1,220)
- Amexカードの受け入れ店舗が一部で限定的
- JAL USA Card(またはANA Card USA):年会費無料、クレジットヒストリー構築
- Chase Freedom Unlimited:年会費無料、全カテゴリで1.5ポイント/$1
- Chase Freedom Flex:年会費無料、四半期ごとの5%カテゴリ
- 四半期ごとの5%カテゴリ:Chase Freedom Flex(5%キャッシュバック)
- その他の買い物:Chase Freedom Unlimited(1.5ポイント/$1)
- JAL/ANA利用:JAL USA Card(またはANA Card USA)
- 年会費が無料のみ
- シンプルで管理しやすい
- 基本的なポイント獲得を実現
- ポイントの価値が限定的(航空会社・ホテルプログラムへ移行できない)
- 旅行特典が少ない
- レストラン:$6,000/年($500/月)
- 旅行:$4,000/年(航空券、ホテルなど)
- 四半期ごとの5%カテゴリ:$6,000/年($1,500×4四半期)
- その他の買い物:$10,000/年
- 合計:$26,000/年
- レストラン(CSP):$6,000 × 3ポイント = 18,000ポイント
- 旅行(CSP):$4,000 × 3ポイント = 12,000ポイント
- 四半期ごとの5%カテゴリ(CFF):$6,000 × 5% = 300ポイント(キャッシュバック換算)
- その他の買い物(CFU):$10,000 × 1.5ポイント = 15,000ポイント
- 合計:約45,300ポイント(CSPに統合)
- Chase Sapphire Preferred:75,000ポイント
- Chase Freedom Unlimited:20,000ポイント
- Chase Freedom Flex:20,000ポイント
- 合計:115,000ポイント
- レストラン:$6,000/年
- スーパーマーケット:$6,000/年
- 航空会社・Amex Travel:$4,000/年
- その他の買い物:$10,000/年
- 合計:$26,000/年
- レストラン(Gold):$6,000 × 4ポイント = 24,000ポイント
- スーパーマーケット(Gold):$6,000 × 4ポイント = 24,000ポイント
- 航空会社・Amex Travel(Platinum):$4,000 × 5ポイント = 20,000ポイント
- その他の買い物(Gold):$10,000 × 1ポイント = 10,000ポイント
- 合計:約78,000ポイント
- Amex Gold Card:60,000ポイント
- Amex Platinum Card:80,000ポイント
- 合計:140,000ポイント
- 四半期ごとの5%カテゴリ:$6,000/年
- その他の買い物:$20,000/年
- 合計:$26,000/年
- 四半期ごとの5%カテゴリ(CFF):$6,000 × 5% = 300ポイント(キャッシュバック換算)
- その他の買い物(CFU):$20,000 × 1.5ポイント = 30,000ポイント
- 合計:約30,300ポイント(キャッシュバック換算:$303)
- Chase Freedom Unlimited:20,000ポイント($200キャッシュバック)
- Chase Freedom Flex:20,000ポイント($200キャッシュバック)
- 合計:40,000ポイント($400キャッシュバック)
- 1枚目:Chase Sapphire Preferred(入会ボーナスが最も高い、5/24の1枚目)
- 2枚目:Chase Freedom Unlimited(シンプルな還元率、5/24の2枚目)
- 3枚目:Chase Freedom Flex(四半期ごとの5%カテゴリ、5/24の3枚目)
- 1枚目:クレジットヒストリーが9〜12か月経過後(JAL/ANAカード取得後)
- 2枚目:1枚目のカード開設から3〜6か月後
- 3枚目:2枚目のカード開設から3〜6か月後
- 1枚目:Chase Sapphire Preferred(5/24の1枚目、Chaseカードを優先)
- 2枚目:Chase Freedom Unlimited(5/24の2枚目)
- 3枚目:Amex Gold Card(5/24の3枚目、Amexカードは5/24ルールの対象外)
- 4枚目以降:Amex Platinum Card、Chase Freedom Flexなど
- 月間の利用額:どのくらいの金額をカードで利用するか
- 利用カテゴリ:レストラン、旅行、日常生活など、どのカテゴリでの利用が多いか
- 旅行頻度:年に何回旅行をするか
- 年会費の許容範囲:年会費をいくらまで許容できるか
- 1年目:最初の1枚(JAL/ANAカード)でクレジットヒストリーを構築
- 1年目後半〜2年目:2枚目(Chase Sapphire Preferredなど)を申請
- 2年目:3枚目(Chase Freedom Unlimited、Chase Freedom Flexなど)を申請
- 旅行:航空券、ホテルなどにポイントを使用
- キャッシュバック:ポイントをキャッシュバックとして使用
- ギフトカード:ポイントをギフトカードに交換
- 年会費が$95のみとリーズナブル
- 幅広いカテゴリで高還元率を実現
- Chase Ultimate Rewardsポイントを統合でき、航空会社・ホテルプログラムへ移行可能
- Chase Sapphire Preferred(入会ボーナスが最も高い)
- Chase Freedom Unlimited(シンプルな還元率)
- Chase Freedom Flex(四半期ごとの5%カテゴリ)
- Chase Trifecta:年会費$95(CSPのみ)
- Amex Gold + Platinum:年会費$1,220(Gold $325 + Platinum $895)
- シンプルな組み合わせ:年会費$0
- Chase Trifecta:約160,300ポイント(入会ボーナス含む、$2,003〜$3,206相当)
- Amex Gold + Platinum:約218,000ポイント(入会ボーナス含む、$3,270〜$6,540相当)
- シンプルな組み合わせ:約70,300ポイント(入会ボーナス含む、$703キャッシュバック)
- 支払いを自動化:各カードの支払いを自動化して、支払い忘れを防ぐ
- 記録を残す:各カードの利用額、支払期日などを記録する
- アプリを活用:各カードのアプリを活用して、利用状況を確認する
- シンプルに始める:最初はシンプルな組み合わせから始めて、慣れてから追加する
- Chase Trifecta:最もおすすめ、年会費$95のみ、幅広いカテゴリで高還元率
- Amex Gold + Platinum:旅行重視、年会費$1,220、レストラン・旅行での還元率が非常に高い
- シンプルな組み合わせ:年会費無料、シンプルで管理しやすい
使い分けのコツ:
メリット:
デメリット:
パターン3:シンプルな組み合わせ(初心者向け)
シンプルな組み合わせは、年会費を最小限に抑えながら、基本的なポイント獲得を実現したい方におすすめです。
構成カード:
使い分けのコツ:
メリット:
デメリット:
年間獲得ポイント・特典のシミュレーション
各組み合わせパターンの年間獲得ポイントと特典をシミュレーションしてみましょう。
シミュレーション1:Chase Trifecta
年間の利用想定:
年間獲得ポイント:
入会ボーナス:
初年度合計ポイント:約160,300ポイント($2,003〜$3,206相当)
年会費:$95(CSPのみ)
初年度純利益:約$1,908〜$3,111
シミュレーション2:Amex Gold + Platinum
年間の利用想定:
年間獲得ポイント:
入会ボーナス:
初年度合計ポイント:約218,000ポイント($3,270〜$6,540相当)
年会費:$1,220(Gold $325 + Platinum $895)
初年度純利益:約$2,050〜$5,320
シミュレーション3:シンプルな組み合わせ
年間の利用想定:
年間獲得ポイント:
入会ボーナス:
初年度合計ポイント:約70,300ポイント($703キャッシュバック)
年会費:$0
初年度純利益:約$703
申請順序の戦略(5/24ルールを考慮)
最初の3枚のカードを申請する際は、5/24ルールを考慮した申請順序が非常に重要です。
5/24ルールとは
5/24ルールとは、過去24か月以内に5枚以上のクレジットカードを開設していると、Chaseカードの審査に通りにくくなるルールです。
このルールは、Chase以外のカードも含めてカウントされるため、注意が必要です。
詳しくは、Chase 5/24ルール完全解説をご覧ください。
おすすめの申請順序
Chase Trifectaを構築する場合:
申請タイミング:
この順序で申請することで、5/24ルールに引っかかる前に、主要なChaseカードを取得できます。
Amexカードを含む場合の申請順序
Amex Gold + Platinumを含む場合:
Amexカードは5/24ルールの対象外ですが、申請履歴にカウントされるため、Chaseカードを優先的に申請することが重要です。
実際の利用体験に基づく選び方
実際に複数のカードを保有し、組み合わせ戦略を実践してきた経験から、選び方のポイントを共有します。
自分の利用パターンを分析する
最初の3枚のカードを選ぶ際は、自分の利用パターンを分析することが最も重要です。
分析のポイント:
これらのポイントを分析することで、自分に最適な組み合わせを見つけることができます。
段階的にカードを増やす
最初の3枚のカードを一度に申請するのではなく、段階的にカードを増やすことをおすすめします。
段階的な増やし方:
この段階的な増やし方により、クレジットスコアを維持しながら、ポイント獲得量を増やすことができます。
ポイントの使い道を考える
最初の3枚のカードを選ぶ際は、ポイントの使い道を考えることも重要です。
ポイントの使い道の例:
Chase Ultimate RewardsポイントやAmex Membership Rewardsポイントは、航空会社・ホテルプログラムへ移行できるため、旅行での利用を重視する方におすすめです。
よくある質問
Q. 最初の3枚のカードはどれを選ぶべきですか?
A. 利用パターンと目標に応じて選びましょう。
最もおすすめ:Chase Trifecta(Sapphire Preferred + Freedom Unlimited + Freedom Flex)
Chase Trifectaを構築するためには、Chase Sapphire Preferredに申し込むことから始めることをおすすめします。
Q. 申請順序はどうするべきですか?
A. 5/24ルールを考慮して、Chaseカードを優先的に申請することをおすすめします。
おすすめの申請順序:
各カードの申請間隔は、3〜6か月を推奨します。
Q. 年会費はどのくらいかかりますか?
A. 組み合わせパターンによって異なります。
年会費を最小限に抑えたい場合は、Chase Trifectaまたはシンプルな組み合わせがおすすめです。
Q. 年間でどれくらいポイントが貯まりますか?
A. 利用額と組み合わせパターンによって異なります。
年間$26,000を利用した場合の目安:
詳細なシミュレーションは、本記事の「年間獲得ポイント・特典のシミュレーション」セクションをご覧ください。
Q. 初心者でも複数のカードを管理できますか?
A. はい、可能です。以下のポイントを守れば、問題なく管理できます。
まとめ
初心者向けカード組み合わせ戦略は、最初の3枚のカードを適切に選び、組み合わせることで、年間のポイント獲得量を最大化し、旅行や日常生活での特典を最大限に活用する戦略です。
主な組み合わせパターンの特徴をまとめると以下の通りです。
申請順序は、5/24ルールを考慮して、Chaseカードを優先的に申請することをおすすめします。
特に、Chase Trifectaを構築することで、年会費$95のみで、年間約160,300ポイント($2,003〜$3,206相当)を獲得できます。
Chase Trifectaを構築するためには、Chase Sapphire Preferredに申し込むことから始めることをおすすめします。
自分の利用パターンと目標に合わせて、最適な組み合わせを選んでくださいね。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
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