【2026年版】クレジットカードの解約・ダウングレード完全ガイド|タイミングと手順

クレジットカードの解約・ダウングレード完全ガイド|タイミングと手順 一般

こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。

今回は、クレジットカードの解約ダウングレードについて、タイミング・手順・スコアへの影響・代替案までまとめた完全ガイドです。

「年会費が重いから解約したい」「解約するとクレジットスコアは下がる?」「ダウングレードのやり方は?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、解約とダウングレードの違い、ベストタイミング、Chase・Amexでの手順、解約前に検討したい代替カードを解説します。年会費を払いたくない場合も、いきなり解約せずダウングレードや乗り換えを検討することをおすすめします。

本記事は、実際に複数カードの解約・ダウングレード経験があり、米国在住者としての実体験と公式情報に基づいて執筆しています。

解約とダウングレードの違い

解約(Close/Cancel)は、カードアカウントを終了し、カードを今後使えなくすることです。利用可能枠はゼロになり、そのカードのクレジットヒストリーは「閉鎖されたアカウント」として残ります。

ダウングレード(Product Change)は、同じ発行会社内で、年会費の安いカードや無料カードに切り替えることです。アカウント番号が維持される(または同じ枠が引き継がれる)ため、クレジットヒストリーの「年数」を引き継ぎやすいメリットがあります。

比較項目 解約 ダウングレード
カード 手元のカードは使えなくなる 新しいカード(低年会費・無料)に切り替わる
クレジット枠 枠がなくなる(スコアに影響しうる) 枠は維持されることが多い
開設年数の引き継ぎ 引き継げない(閉鎖日で記録が止まる) 引き継げる場合が多い
入会ボーナス 解約後は新規申込で再度獲得の可能性あり(制限あり) 同一ブランド内のため新規ボーナスは原則なし

年会費だけを減らしたい場合は、まずダウングレード可能かを発行会社に確認するのがおすすめです。高額年会費カードから年会費の安いカードへ乗り換えたい場合は、Chase Sapphire PreferredChase Freedom Unlimitedなど、代替カードの申し込みも検討できます。

解約がクレジットスコア・履歴に与える影響

解約すると、主に次のような影響が考えられます。

利用可能枠の減少

解約したカードのクレジット枠(利用可能額)がゼロになるため、全体の「利用可能枠」が減ります。他のカードの利用額が同じなら、利用率(Utilization)が上がり、一時的にスコアが下がることがあります。

複数枚持っていて枠に余裕がある場合は影響は小さく、1〜2枚しか持っていない場合は影響が大きくなりやすいです。

クレジットヒストリーの長さ

閉鎖したアカウントも、FICOでは一定期間(通常は約10年)は「過去の履歴」としてスコア計算に含まれます。ただし新規の「開設年数」としてはカウントされなくなるため、長く持っていたカードを解約すると、平均アカウント年数が短くなり、スコアが少し下がる可能性があります。

ダウングレードなら影響を抑えやすい

ダウングレードの場合は、多くの発行会社で同じアカウントとして扱われるため、開設日や枠を維持できることが多く、解約よりスコアへの悪影響を抑えやすいです。

スコアを上げる方法の基本はクレジットスコアを上げる方法で解説しています。解約前に、代替として年会費の安いChase Sapphire Preferredを検討する選択肢もあります。

解約のベストタイミング(年会費請求前など)

解約やダウングレードを検討するタイミングの目安です。

年会費請求前に決断する

多くのカードでは、年会費が請求される日(アカウント開設日から1年ごと)が年1回あります。解約やダウングレードを決めるなら、年会費がポストされる前に手続きをすると、翌年分の年会費を払わずに済みます。

すでに年会費が請求された直後でも、発行会社によっては「請求後30日以内なら返金」などのポリシーがある場合があります。解約・ダウングレードの際に、カスタマーサービスで確認することをおすすめします。

ポイントを使い切ってから

Chase Ultimate RewardsやAmex Membership Rewardsなど、カードに紐づくポイントは、アカウント閉鎖前に移行または使用する必要があります。閉鎖後は失効したり別プログラムに移せなくなることがあるため、解約前に使い切るか、移行先(航空・ホテル・他カード)へ移す手続きを済ませましょう。

ポイントの移行先や活用方法は、Chase Ultimate Rewardsポイント移行先完全ガイドAmex Membership Rewardsポイント移行先完全ガイドを参照してください。

ダウングレードの手順(Chase・Amex)

主な発行会社でのダウングレードの流れです。手順や対象カードは変更されることがあるため、実行前に公式サイトまたはカスタマーサービスで確認してください。

Chaseの場合

Chaseでは「Product Change」として、同じブランド内でダウングレードできる場合があります。

  • Chase Sapphire Reserve → Chase Sapphire Preferred:カスタマーサービスに電話またはセキュアメッセージで「Product Change to Sapphire Preferred」を依頼。承認されれば、同じアカウントでCSPに切り替わり、URポイントも引き継がれます。
  • Chase Sapphire Preferred → Chase Freedom Unlimited / Freedom Flex:同様にProduct Changeを依頼。Sapphireを手放すと、URの航空・ホテルへの移行はできなくなるため、移行したいポイントは事前に処理してください。

ダウングレード先の選び方はChase Sapphire Preferred vs Reserve 徹底比較を参考にしてください。Reserveを解約する代わりに、Chase Sapphire Preferredへダウングレードまたは新規申込を検討する方法もあります。

Amexの場合

Amexでも、同じブランド内で「Switch Card」や「Product Change」ができる場合があります。

  • プラチナからゴールド、ゴールドからグリーンなど、Membership Rewards系カード間の切り替えが可能なケースがあります。
  • ホテルカード(Marriott、Hilton)も、同一ブランド内で下位カードへ切り替えられることがあります。

手続きはカスタマーサービス(電話またはチャット)で「downgrade」または「switch to 〇〇 card」と伝えて案内を仰ぎましょう。切り替え後は、元のカードの入会ボーナスを受け取った履歴があると、同じカードへ再度アップグレードしてもボーナスが付かない場合があります。

解約前に検討したい代替カード

「年会費が高いから解約したい」という場合でも、解約ではなくダウングレードや他カードへの乗り換えを選ぶと、クレジットヒストリーを維持しつつ、年会費を抑えられることがあります。

高額年会費カードを手放す場合の代替例

手放すカード(例) 代替の選択肢
Chase Sapphire Reserve(年会費$795) Chase Sapphire Preferred($95)へダウングレード、または新規でCSPを申し込む
Amex Platinum(年会費$895) Amex Gold($325)やAmex Green($150)へダウングレード、または旅行特典ならChase Sapphireシリーズを検討
年会費ありのホテルカード 同ブランドの無料カードへダウングレード、またはChase Freedom Unlimited(年会費無料)でシンプルに還元

旅行特典を維持しつつ年会費を抑えたい場合は、Chase Sapphire Preferred(年会費$95)がバランスが良い選択肢です。旅行保険やポイント移行を維持できます。

年会費をゼロにしたい場合は、Chase Freedom FlexChase Freedom Unlimited初心者完全ガイドで紹介している年会費無料カードの検討がおすすめです。

代替として新規でカードを申し込む場合は、Chase Sapphire Preferredに申し込むことで、入会ボーナスを獲得しながら年会費を抑えられます。

よくある質問

Q. 解約するとクレジットスコアは何点くらい下がる?

A. 点数はケースバイケースです。持っているカード数や枠の合計、利用率によって変わります。1枚しか持っていない場合や、解約後に利用率が大きく上がる場合は、数十点下がることもあります。複数枚持っていて枠に余裕があれば、影響は小さいことが多いです。

Q. ダウングレードすると入会ボーナスはもらえる?

A. 通常、同じ発行会社内のダウングレード(Product Change)では、新規申込扱いにならないため、入会ボーナスは付きません。入会ボーナスを得たい場合は、いったん解約してから新規で申し込む必要がありますが、発行会社によっては「過去24か月以内にボーナスを受け取っていると付与されない」などの制限があります。

Q. 解約したカードのポイントはどうなる?

A. Chase Ultimate Rewardsは、Sapphireを手放す前にFreedomなど他URカードに移すか、航空・ホテルに移行するか、トラベルで使っておく必要があります。Amex MRも、閉鎖前に移行または使用してください。閉鎖後に失効する場合があるため、解約手続きの前にポイントの使い道を決めておきましょう。

まとめ

クレジットカードの解約とダウングレードは、次のように整理できます。

  • 解約はアカウント終了。枠がなくなり、ヒストリーの「年数」は引き継げない。
  • ダウングレードは同一発行会社内で低年会費・無料カードへ切り替え。枠や開設年数を維持しやすく、スコアへの影響を抑えやすい。
  • 解約・ダウングレードは年会費請求前に検討し、ポイントは事前に移行または使用する。
  • 年会費を減らしたいだけなら、まずダウングレード可能かを確認し、無理な場合は代替カード(CSP、Freedom等)の申し込みを検討する。

いきなり解約せず、ダウングレードや年会費の安いカードへの乗り換えを検討することをおすすめします。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

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