【2026年版】駐在員・赴任者向けクレジットカード完全ガイド|赴任後1年で作るべきカード

駐在員・赴任者向けクレジットカード完全ガイド|赴任後1年で作るべきカード Chase

こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。

今回は、駐在員・赴任者の方を対象に、アメリカでクレジットカードをどう選び、いつ・どの順で作るかをまとめた完全ガイドです。

「赴任したばかりで何から始めればいい?」「SSNがまだない」「5/24ルールを意識したロードマップが知りたい」「帰国後も使えるマイルを貯めたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、赴任直後〜1年で作るべきカードのロードマップ、生活・旅行・ビジネス別のおすすめ、審査やSSN/ITINの注意点、日本帰国後も使えるポイントの貯め方まで解説します。

基本的な選び方は米国クレジットカード初心者完全ガイド、申請順序の詳細は5/24ルールを考慮したカード取得戦略完全ガイドもあわせてご覧ください。

本記事は、駐在員として米国で複数カードを保有・利用した実体験と公式情報に基づいて執筆しています。

駐在員が米国クレジットカードを持つメリット

駐在員の方が米国でクレジットカードを持つ主なメリットは次の通りです。

  • 生活費・経費をポイントに変えられる:日々の支出やビジネス経費でポイント・マイルが貯まり、旅行や帰国時の航空券に使える
  • 旅行保険・ラウンジ:出張や帰国便で、Trip Delay・手荷物遅延・レンタカー保険や空港ラウンジを利用できる
  • 日本帰国後も使えるマイル:Chase Ultimate RewardsやAmex Membership RewardsはANA・JALなどへ移行可能で、帰国後もマイルとして活用できる
  • クレジットヒストリーの構築:駐在期間中に履歴を積むと、将来のローンや再赴任時の審査に有利になることがある

赴任が決まったら、SSNまたはITINの取得銀行口座開設を早めにし、クレジットヒストリーができてきたタイミングでカード申請を始めるのがおすすめです。

最初の1枚として、旅行と還元のバランスが良いChase Sapphire Preferredに申し込む選択は、駐在員にも向いています。

赴任直後〜1年で作るべきカードのロードマップ(5/24・ビジネス考慮)

赴任時期とクレジット状況に応じた、目安となるロードマップです。Chaseには5/24ルールがあるため、カード枚数が少ないうちにChaseを優先するのが基本です。詳しくはChase 5/24ルール完全解説を参照してください。

赴任直後(SSN取得〜数か月)

SSN(またはITIN)を取得し、チェッキング・セービング口座を開いたら、クレジットヒストリーを作る段階です。まだ履歴が無い場合は、セキュアドカードや、JAL USA Card・ANA Card USAなど審査が比較的ゆるいカードから始める選択肢があります。履歴が6か月〜1年ほどでき、FICOが680〜720程度になってきたら、ChaseやAmexの本格的なカードを検討できます。

赴任後6か月〜1年(Chaseを優先)

クレジットヒストリーとスコアができてきたら、5/24に達する前にChaseカードを優先して申請するのがおすすめです。

  1. Chase Sapphire Preferred(年会費$95):旅行・レストラン高還元、旅行保険、URポイントでANA/JAL移行可能。駐在員の「最初の1枚」として最有力
  2. Chase Freedom Unlimited / Freedom Flex:年会費無料で日々の支出に。URをSapphireと合算して移行・旅行に使える
  3. Chase Ink Business Preferred または Unlimited:副業・経費がある場合はビジネスカードを検討。5/24にカウントされない
  4. Chase IHG・Marriott:出張でホテルをよく使う場合は、紹介リンク対象のChase IHGChase Marriottも選択肢

ビジネスカードと個人カードの組み合わせはビジネスカードと個人カードの併用戦略完全ガイドで解説しています。

JAL/ANAカードからステップアップする場合はJAL/ANAカードの次に作るべきカード完全ガイドを、申請の間隔やタイミングはクレジットカード申請のタイミング完全ガイドを参照してください。

駐在員の最初のプレミアムカードとして、Chase Sapphire Preferredに申し込むことをおすすめします。

目的別おすすめ(生活費・旅行・マイル・ビジネス経費)

目的に応じたカードの選び方の目安です。

生活費・日々の支出で貯めたい

Chase Freedom Unlimited(年会費無料・全カテゴリ1.5倍)やChase Freedom Flex(年会費無料・カテゴリ別5%)でURを貯め、Sapphireと組み合わせて旅行や移行に使う方法が使いやすいです。Amexを併用する場合はAmex Gold(レストラン・スーパー4倍)も選択肢です。

旅行・出張で得したい

Chase Sapphire Preferredは旅行・レストラン3倍で旅行保険も充実しており、Chase Sapphire Reserveは$300トラベルクレジットとラウンジで出張が多い方に向きます。旅行好きにおすすめのクレジットカード完全ガイドで比較しています。

旅行特典を重視するならChase Sapphire PreferredChase Sapphire Reserveの申し込みを検討してください。

帰国時のマイル(ANA・JAL)を貯めたい

Chase Ultimate RewardsはANAへの直接移行はできません。United MileagePlusなどに移行し、UnitedマイルでANA便(スターアライアンス)を予約する形になります。Amex Membership RewardsはANAへ直接移行可能(1:1)です。JALへは直接移行できず、Marriott Bonvoy経由の間接移行となります。帰国後も使うマイルを貯めるなら、URやMRを貯めておき、移行先はポイント移行先完全ガイド(Amex MR + Chase UR総合版)で確認してください。

ビジネス経費で貯めたい

経費をポイントに変えたい場合はChase Ink Business Preferred(旅行・配送等3倍)やChase Ink Business Unlimited(全カテゴリ1.5倍)、Amex Marriott BusinessAmex Hilton Business(ホテル・経費で高還元)が向いています。ビジネスカードおすすめ比較で詳しく比較しています。

ビジネスカードの紹介リンクがあるAmex Marriott Bonvoy BusinessAmex Hilton Honors Businessも、出張でホテルをよく使う駐在員に適しています。

審査・スコア・SSN/ITINの注意点

駐在員がカード審査を通りやすくするためのポイントです。

SSN・ITIN

多くのカードはSSN(Social Security Number)を求めます。赴任直後でSSNがまだない場合は、ITIN(Individual Taxpayer Identification Number)で申請できるカードを探すか、SSN取得後に申請する流れになります。ChaseやAmexは、銀行口座や収入証明があるとITINのみで審査してくれる場合があります。詳細は初心者完全ガイドや各カード会社の申請条件を確認してください。

クレジットスコア

Chase Sapphire PreferredやAmex Goldなどは、目安としてFICO 680〜720以上が求められることが多いです。スコアが足りない場合は、セキュアドカードや既存カードの利用・返済を続けて履歴を積み、クレジットスコアを上げる方法を参考にしてください。

収入・雇用証明

審査では年収や雇用形態を聞かれることがあります。駐在員の場合は、現地法人や本社からの給与・証明書で「米国での収入」として申告できる場合があります。カード会社ごとの取り扱いが異なるため、不明な点はカスタマーサービスに確認することをおすすめします。

審査に通りやすいタイミングで、Chase Sapphire Preferredに申し込む選択を検討してください。

日本帰国後も使えるポイント・マイルの貯め方

駐在期間中に貯めたポイントを、帰国後も使うには次のような方法があります。

  • Chase Ultimate Rewards → 航空マイル:ANAへの直接移行は不可。United・British Airways・Virgin Atlanticなどへ移行し、UnitedマイルでANA便を予約する方法がある。Sapphireを解約・ダウングレードする前に移行を済ませる
  • Amex Membership Rewards → ANA・JAL:MRはANAへ直接移行可能(1:1)。JALはMarriott Bonvoy経由の間接移行となる。帰国前に移行しておけば、日本にいてもマイルとして利用できる
  • ホテルポイント:Marriott・Hilton・IHGは国際的に使えるため、帰国後の旅行でも利用可能

解約前にポイントを移行する手順はクレジットカードの解約・ダウングレード完全ガイドを、移行先の選び方はポイント移行先完全ガイドを参照してください。

よくある質問

Q. 赴任直後でSSNがまだないのですが、カードは作れますか?

A. JAL USAカードANA USAカードは、クレジットヒストリーが短い方や赴任直後の方でも申し込みやすいカードとして知られています。SSNがなくてもITINで申し込めるカードや、Chase・Amexなどで銀行口座と収入証明があれば審査してくれる場合があります。まずは勤務先でSSNまたはITINの取得を進め、同時にチェッキング口座を開いて履歴を作ることから始め、JAL/ANA USAカードでヒストリーを積んだあと、Chase Sapphire Preferredなどへステップアップする流れがおすすめです。

Q. 駐在期間は3年です。何枚までカードを取るべきですか?

A. 5/24ルールを意識しつつ、赴任後1年でChaseを2〜4枚(Sapphire、Freedom、Ink、ホテルなど)、その後Amexやビジネスカードを追加するペースが目安です。申請間隔(2〜3か月以上空けるなど)と、自分で使い切れる範囲で選ぶとよいです。

Q. 帰国時にカードは解約すべきですか?

A. 年会費が重いカードは解約またはダウングレードを検討し、ポイントは帰国前に航空・ホテルへ移行しておくと安心です。年会費無料のカードは残しておくと、クレジットヒストリーが維持され、再赴任時に有利になることがあります。

まとめ

駐在員・赴任者の方が米国でクレジットカードを活用するポイントは次の通りです。

  • 赴任直後:SSN/ITIN・銀行口座を整え、クレジットヒストリーを構築
  • 6か月〜1年:5/24を意識し、Chase Sapphire Preferred→Freedom→Ink・ホテルなどの順で申請
  • 目的別:生活費はFreedom、旅行はSapphire、マイルはUR/MRのANA・JAL移行、経費はビジネスカード
  • 帰国後:ポイントは事前に航空・ホテルへ移行し、帰国後もマイル・ポイントを活用

赴任後、クレジットヒストリーができてきたら、まずはChase Sapphire Preferredから申請するのがおすすめです。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

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