こんにちは、米国クレカ研究所のレオです。
今回は、クレジットカードの入会ボーナス(Sign-up Bonus / Welcome Bonus)を確実に獲得する方法について、条件の基本から注意点・取りこぼし防止まで解説します。
「minimum spendって何?」「返品したらボーナスは取り消される?」「複数枚同時に申請しても大丈夫?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際の申請・利用経験と公式情報に基づき、ボーナスを取りこぼさずに獲得するためのポイントをまとめます。
本記事は、各カード会社のTerms & Conditionsおよび実体験に基づいて執筆しています。
入会ボーナスとは?条件の基本
入会ボーナスは、カード発行後に一定期間内に一定額を利用すると、ボーナスポイントやマイルが付与される特典です。
条件を正しく理解しないと、せっかく申し込んでもボーナスが付与されないことがあるため、申込前に必ず確認してください。
利用額(Minimum Spend)と期間
多くのカードでは、次の2つがセットで条件になります。
- 利用額(Minimum Spend):「〇か月以内に$〇〇〇〇以上の購入」のように、期間内の「購入」合計が基準を超える必要があります。
- 期間:「アカウント開設日から3か月」「開設したカレンダー月から3か月」など、カード会社ごとに数え方が異なります。Termsに明記されているので、必ず確認してください。
例:「3か月以内に$5,000利用で75,000ポイント」の場合、開設から3か月以内に$5,000以上の「対象となる購入」をすることが条件です。
入会ボーナスを狙うなら、Chase Sapphire Preferredのように条件が明確なカードから始めるのがおすすめです。
対象取引と対象外になりやすいもの
「購入」としてカウントされない、または条件から除外される取引が多くあります。
| 取引の種類 | 一般的な扱い |
|---|---|
| 通常の買い物・飲食・旅行代金 | 対象になることが多い |
| キャッシュアドバンス・送金(P2P、銀行送金等) | 多くのカードで対象外 |
| ギフトカード・プリペイドカードの購入 | 対象外とするカードが多い |
| 賭博・仮想通貨購入 | 対象外のことが多い |
| 手数料・利子・年会費 | 多くのカードで対象外 |
| 返品・キャンセルで相殺された金額 | 条件達成額から差し引かれる |
カードごとに規定が異なるため、必ずそのカードのTerms & Conditions(入会ボーナス条件)を読むことが大切です。
条件を満たすための計算と計画の立て方
「〇か月で$〇〇〇〇」と分かっていても、計画を立てないと期限に間に合わないことがあります。
月あたりの必要利用額を計算する
条件が「3か月で$5,000」なら、月あたり約$1,667の利用が必要です。
余裕を持たせるなら、2.5か月で$5,000を達成するつもりで、月$2,000程度を目標にすると安心です。
「6か月で$6,000」なら月$1,000、「3か月で$8,000」なら月約$2,667が目安です。
日常支出で賄えるか確認する
入会ボーナス条件を満たすために、普段の支出(食費・光熱費・通信・ガソリン・保険・定期購入など)をそのカードに集中させる方法が現実的です。
無理に余計な買い物をしてまで達成しようとすると、支出が増え、ボーナスの価値が相殺されてしまいます。
家計で自然に使える金額と、条件の「〇か月で$〇〇〇〇」を照らし合わせて、達成可能なカードを選ぶとよいでしょう。
条件が自分に合ったカードを選ぶには、Chase Sapphire Preferred 徹底解説やChase Ink Business Preferred 徹底解説で各カードのボーナス条件を確認してください。
注意点:返品・キャンセル・送金・ギフトカードなど
条件達成後に返品やキャンセルをすると、達成額から差し引かれ、ボーナスが付与されなかったり取り消されたりすることがあります。
返品・キャンセル
ボーナス条件の「購入」には、通常ネットで確定した購入金額がカウントされます。
その後、返品やキャンセルでクレジット(返金)が入ると、その分が条件達成額から差し引かれるのが一般的です。
期限ぎりぎりで$5,000に達したあと、$500返品すると$4,500となり、条件未達と判断される可能性があります。
対策:余裕を持って達成額を超えておく、あるいは返品の可能性が高い買い物は条件達成後にすると安全です。
送金・P2P・銀行への支払い
Venmo、PayPal(送金)、Zelle、カードで支払う公共料金の「送金」などは、多くのカードでボーナス条件の対象外です。
「〇か月で$〇〇〇〇」を送金で稼ごうとすると、カウントされず取りこぼすことがあるため、避けた方が無難です。
ギフトカード・プリペイド
多くのカード会社は、ギフトカードやプリペイドカードの購入を、入会ボーナス条件の対象から除外しています。
ボーナス目的でギフトカードをまとめ買いするのは、Terms違反と見なされたり、アカウントに影響したりするリスクがあるため、おすすめしません。
期間の数え方
「3か月」が開設日から90日なのか、開設月を含む3か月(カレンダー月)なのかはカード会社・オファーごとに異なります。
締め切り日を自分でメモし、1〜2週間前には条件達成を目指すと取りこぼしを防げます。
取りこぼしを防ぐチェックリスト
入会ボーナスを確実に獲得するために、次の項目を確認してください。
- そのカードの入会ボーナス条件をTermsで確認した
- 条件の期間の終了日をカレンダーにメモした
- 月あたりの必要利用額を計算し、達成可能な計画を立てた
- 対象外取引(送金・ギフトカード等)を条件達成に使っていない
- 返品・キャンセルをした場合、達成額が基準を下回らないか確認した(または余裕を持って超過している)
- ボーナス付与までに数週間かかることがあると知っている(焦ってカードを解約しない)
複数カードのボーナスを狙う場合は、クレジットカード申請のタイミング完全ガイドで申請間隔も確認しておくと安心です。
条件が現実的なカードを選ぶなら、Chase Sapphire PreferredやChase Ink Business Unlimitedの記事でボーナス条件をチェックしてみてください。
複数カードを同時に申請する場合の戦略
複数枚の入会ボーナスを狙う場合、各カードの「〇か月で$〇〇〇〇」の合計が、自分が自然に使える金額を超えないかを必ず確認してください。
合計必要利用額を把握する
例:Chase Sapphire Preferred(3か月で$5,000)とAmex Gold(6か月で$6,000)を同時期に取得した場合、最初の3か月で合計$11,000の利用が必要になります。
月あたり約$3,667です。普段の支出で賄えるかどうかをよく考えてから申し込むことが大切です。
申請順序と5/24ルール
Chaseカードを複数狙う場合は、5/24ルールを考慮し、Chaseを先に、他社を後から申請する戦略が一般的です。
ボーナス条件の達成計画と申請順序の両方を立てるには、5/24ルールを考慮したカード取得戦略完全ガイドが参考になります。
1枚ずつ確実に達成する
複数枚持っていても、まずは1枚の条件を確実に満たしてから、次のカードの条件に集中すると取りこぼしが減ります。
あれこれ同時に使うより、期限の近いカードから優先して利用額を積み上げるのがおすすめです。
よくある質問
Q. ボーナスはいつ付与されますか?
A. 条件を満たしたあと、次のステートメント前後〜数週間以内に付与されることが多いです。カード会社により異なるため、付与されない場合はカスタマーサービスに問い合わせてください。
Q. 条件達成前にカードを解約したらどうなりますか?
A. 解約時点で条件未達なら、ボーナスは付与されません。また、付与後に短期で解約すると、ボーナスを取り消される場合があります。Termsで解約とボーナスの関係を確認してください。
Q. ビジネスカードの入会ボーナスは個人カードと別ですか?
A. はい。ビジネスカードと個人カードは別アカウントのため、別々の入会ボーナスとして扱われます。米国ビジネスクレジットカード完全ガイドで、ビジネスカードのボーナス条件も確認できます。
Q. 過去に同じカードのボーナスをもらっていると、またもらえませんか?
A. ChaseやAmexなどには、同じカード(または同系統カード)のボーナスは一定期間に1回までというルールがあります。再申請する前に、そのカードのボーナス資格ルールをTermsで確認してください。
まとめ
入会ボーナスを確実に獲得するには、条件の正確な理解・計画的な利用・対象外取引の回避・返品リスクへの備えが重要です。
「〇か月で$〇〇〇〇」の期間と数え方をTermsで確認し、月あたりの必要額を計算してから申し込み、日常の支出で無理なく達成することを心がけてください。
複数カードを狙う場合は、合計必要利用額と5/24ルールを考慮した申請順序を立て、1枚ずつ確実に条件を満たしていくのがおすすめです。
ボーナス条件が分かりやすいカードを選びたい方は、Chase Sapphire PreferredやChase Ink Business Preferredの記事を参考に、Chase Sapphire Preferredに申し込むことを検討してみてください。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
